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わたしの転職体験インタビュー

更新日: 2025年3月14日 薬剤師コラム編集部

子育て・家庭と両立のために40代でCRO管理職から調剤薬局薬剤師に転職

子育て・家庭と両立のために40代でCRO管理職から調剤薬局薬剤師に転職のメイン画像

CROマネージャーとして多忙な日々を過ごしていた大森さん。職場の人間関係や業務量に悩み、子育てと両立できる環境を求めるために調剤薬局へ転職しました。転職活動をはじめ、職場と家庭との両立への思い、興味のある漢方や東洋医学などについて、お話をうかがいました。

大森さん流<転職の処方箋>

その1 仕事に精神的・体力的に限界を感じたら新たな職場に目を向けよう

その2 子育て優先の働き方はエージェント活用で実現

その3 学びを通じて新たなミッションを追求


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CROマネージャーとして、職場の人間関係と業務量の多さに疲弊し、40代で転職を決意

大森さんは転職前、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

大森
臨床開発に関する情報を収集・管理するCROで、納期を管理するマネージャーとして勤務していました。納期が非常に厳しく、日々時間に追われながら、正確性を求められるプレッシャーの中で働いていました。

管理職としてご活躍されていたのですね。転職を考えたきっかけについて教えてください。

大森
主な理由は、職場の人間関係と業務量の多さに疲れ、やりがいを感じられなくなったことです。
子育てをしている女性の同僚が少なく、家庭との両立に共感を得られなかったことが辛かったです。フルリモートでしたので、「多少の体調不良なら、仕事をして当然」という文化もありました。家事が終わったあとに、夜中まで仕事をすることも日常でした。
そのような状況が続く中で、精神的にも体力的にも限界を感じ始めました。

さらに、仕事に注ぐエネルギーの使い方にも疑問を感じるようになりました。
知力と体力を注いでいるこの業務に本当に価値があるのだろうか、もっと自分らしく力を発揮できる場が他にあるのではないかと考えるようになったんです。
そこで、薬剤師として働くならこれが最後のチャンスだと思い、転職を決意しました。

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転職はエージェント経由で転職。幅広い求人情報や交渉力が魅力

転職活動ではどのように動かれましたか?また、条件についても教えてください。

大森
エージェントに登録し、相談することからスタートしました。
条件としては、子育てを優先できる環境であることと、自宅から近い職場であることでした。エージェントは4社登録しましたが、対応はさまざまでしたね。
希望に合わない求人も含めて、何度もメールを送ってくるエージェントもいましたが、私の希望にしっかり寄り添って的確な求人を提案してくれる方もいました。最終的には、あるエージェントの紹介で、自宅から徒歩圏内にある調剤薬局のパート職に就くことになりました。

エージェントを利用してよかった点は何ですか?

大森
私は転職活動にはエージェントを利用するのが必須だと思っていました。

子育てとの両立を重視しているので、制約が生じます。特に、薬剤師として勤務経験が少ないため、自分からは伝えにくいと考えていました。エージェントを通じて代わりに伝えてもらえたのはとても助かりました。たとえば「仕事の開始時間を30分遅くしてもらえませんか」といった要望です。

さらに面接対策で親身になってアドバイスをいただいたことも、転職の大きな助けになりました。

エージェントに相談すると求人の幅が広がり、自分だけでは見つけられなかった求人情報を得ることができたのも大きなメリットだと思います。

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調剤薬局へ転職後、精神的にはラクに。一方、仕事と家庭や子育ての両立で葛藤も

CROマネージャーから調剤薬局の薬剤師に転身されて、どのような心境の変化がありましたか?

大森
年齢的にも、薬局で働くための転職ができるのはこれが最後になるかもしれないと思いました。これ以上歳を重ねると、新しい分野への挑戦はかなり難しくなるだろうと感じていたんです。

CROマネージャーとして働いていたころは、パソコンに向き合う仕事が中心でした。一方で、調剤薬局ではお客様と直接向き合います。
この経験を通じて、私は対人業務の方が自分に合っているのかもしれないと改めて気づかされました。
加えて、調剤薬局で待たされるお客様の気持ちも理解できるようになりました。

実は入社前、職場の掃除やレジ業務に不安を感じていました。以前の職場ではオフィスの清掃が業者によって行われていたため、自分で対応する環境ではなかったからです。
しかし実際に調剤薬局で働き始めると、それらの作業も負担には感じず、むしろ仕事の一部として自然に受け入れられるようになりました。

ただ、薬局の仕事は、オフィスで働く会社員とは違い、とても忙しく、トイレに行くタイミングを逃したり、お茶を飲む時間が取れなかったりといったことがあります。その点、会社員時代は自由に時間を使える部分が多かったですね。
それでも精神的な面では、現在の仕事の方が負担が少なく、やりがいがあると感じています。

一方で、少し物足りなさも感じています。
「もっと仕事をこなせるのではないか」という気持ちもありますし、同時に「子育ては今しかできない」という思いも強いです。

会社員として働いているうちに長男が気づけば中学生になり、もっと彼と過ごしておけばよかった...という後悔もあります。そんな経験から、下の子どもには、余裕をもって向き合いたいと思っています。仕事と子育ての両立で揺れる日々ですね。

転職後に見つけた漢方や東洋医学

大森さんは漢方や東洋医学に興味をお持ちだそうですね。この分野との出会いやお仕事を通じての活用を教えてください。

大森
前職を退職し、転職活動中の仕事をしていなかった8カ月間、自分の進むべき道を考える中で、もともと興味のあった自然療法や免疫向上をテーマにした整体などに触れる機会がありました。その時間を活用して漢方や中国伝統医学について学び始めたんです。学べば学ぶほど、この分野にとても面白さを感じるようになりました。

調剤薬局で働いていると、薬を飲み続けてもなかなか改善しない患者さんに出会うことがあります。そういった方に、自分なりに漢方や自然療法の視点から何か提案ができたらと思っています。
それは転職後に見つけたミッションのようなもので、ただ通り一遍の対応ではなく、その人に合ったアドバイスを提供できたらと思っています。

大森さんの経歴

20XX年 製薬会社入社
2021年 CROに転職、マネージャー職として従事
2023年~現在 調剤薬局に転職、パート職として従事

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薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

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