トレーシングレポートを学ぶ 基本編

更新日: 2021年11月11日

トレーシングレポートがうまくなる3つの簡単なコツ

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これまで、トレーシングレポートの基本やどのような書き方があるのかを見てきました。今回は、実際にトレーシングレポートを書く際に重要になる書き方のポイントをまとめてお伝えします。

薬局で知り得た情報を医師に有効活用してもらうためには、伝わりやすい書き方で作成することが重要です。文章が苦手な方でも、読んでもらえるトレーシングレポートを作るためにぜひ参考にしてみてください。

トレーシングレポートの書き方ポイント

質の高いトレーシングレポートは、薬剤師の伝えたい内容を医師に正しく伝えるための文書です。ここでは読みやすく、納得してもらえるトレーシングレポートを書くためのポイントをお伝えします。

簡潔にわかりやすく書く

読んでもらう相手にとってわかりやすく書く文書のポイントは以下のとおりです。
・ひとつの文章に多くの情報を書かないようにする
・要点を明確にして書く
・ていねいで読みやすい字で書く

トレーシングレポートは薬局と医療機関の大切な伝達手段のひとつです。場合によっては書き方で不快な気持ちになる医師がでてきてしまうかもしれません。トレーシングレポートは医師に対して、より良い治療を行うための提案というスタンスを忘れないようにしましょう。

事実やエビデンスに基づいた内容

トレーシングレポートでは、事実を正しく伝えることが重要です。提案の際は、薬剤師の主観ではなく、エビデンスに基づいた意見を述べましょう。

誤字脱字を防ぎ、読みやすい文章を書こう

トレーシングレポートは、医師へ情報を伝える手紙とも言えます。相手に読んでもらうために書いているものなので、読みやすい文字で丁寧に書きましょう。きれいな文字を書く自信がない場合は、パソコンのワープロソフトを使って記載するのも良いでしょう。ワープロソフトの方が、書いた場所を消して書き直したり、新たな情報を付け加えたりする場合にも都合が良いです。

また、誤字脱字にも十分に注意しましょう。書き間違いや漢字の変換ミス、薬の規格の記入漏れなども情報を受け取りづらくなる原因となります。一度、書いた文章は少し時間をあけて再度自分で読み直したり、可能であるならば同僚など別の人にも読んで確認してもらうと良いです。

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小原 一将
こはら かずまさ

薬剤師/株式会社sing代表取締役
2009年京都薬科大学を卒業後、様々な保険薬局で勤務。薬剤師の価値をもっと社会に届けたいと考え、2019年12月に株式会社singを設立。「頼れる薬剤師が身近にある社会をつくる」をビジョンとして、薬剤師の教育や新しい働き方の支援を行っている。
Apple製品好きであり、薬剤師の業務や医療の発展に活用できないか日々考えている。
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