新型コロナのワクチン、副反応が怖いという患者さんへの対応を考える
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患者さんの質問に対して、回答に困ったことはありませんか? このシリーズでは臨床論文から得た知識を活用し、より説得力のある服薬指導をめざします。
実際の服薬指導のシーンを想定した会話形式で紹介します。
今回の論文
JAMA . 2021 Apr 5. doi: 10.1001/jama.2021.5374. Online ahead of print. PMID: https: 33818592
内容:ファイザー社製のmRNAワクチン『コミナティ』を接種した際の有害事象を調査したアメリカの報告。初回接種時は倦怠感29.1%、頭痛24.7%、発熱7.0%だったものが、2回目接種時には倦怠感47.8%、頭痛40.4%、発熱21.5%とさらに高くなることが示されている。
ワクチン接種後には、痛みや倦怠感・頭痛・発熱といった症状がよく現れる
特に、2回目接種後はその頻度はさらに高くなる
2回目接種の翌日は仕事を休む、大事な用事を入れないなどの対応が必要
mRNAワクチンの副反応を心配する声は少なくありません。今後、一般への接種が進むとSNSなどでも様々な“体験談”が拡散されることになりますが、予想できる体調不良は正確に伝え、備えておくことが大切です。
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