【薬剤師英会話】患者さんの疾患を確認しよう~haveの使い方
今回は「〇〇を患っている」といった何かの疾患があるという、医療での基本的なフレーズを学びます。ここでのポイントとは、「日本語に惑わされずに動詞は一つに絞ること」です。
ところで、表現はとても簡単なのですが疾患名はある程度、頑張って覚えるしかありません。それは日本語でも同じですね。ただし、たくさん覚えていくと共通点が多いことに気づきます。また、略語の理解が深まることにも繋がるので、コツコツと覚えていきましょう。
このシリーズは、薬局ですぐに使えるように、シンプルで応用が利く表現を厳選してお伝えします。ぜひ、活用ください。
【薬剤師英会話】「〇〇を患っています」って、英語でなんと言う?
疾患があるという場合、日本語ではさまざまな動詞で表現ができます。例えば…
「風邪をひいています」
「頭痛がします」
「糖尿病です」
「心不全を患っています」
日本語は動詞の表現が豊かで、直訳しようとすると英語ではなんと表現したらいいのか悩みますね。
でも実は、英語では疾患がある(患っている)という表現はたった一つの動詞 ”have” を使えばOKです。
では、先ほどの日本語を英語で表してみましょう。
風邪をひいています→I have a cold.
緑内障があります→I have glaucoma.
糖尿病です→I have diabetes.
心不全を患っています→I have heart failure.
ニュアンスの違いはあれど、このように、どれも"have"を使って表すことができます。疾患を「持っている」という意味ですね。
では、薬剤師として患者さんに投薬する際には、どのように活用したらいいでしょうか?
例えば、新規の薬の処方が、本当に患者さんの疾患に適しているのか、疾患名を確認したい時がありますよね。「あなたは〇〇を患っていますか?」と尋ねる表現です。
【薬剤師英会話】実践!患者さんの疾患を確認しよう
処方箋薬を見て大体の疾患名が予想できるかと思いますが、「この疾患でお薬をもらいに来られたのですか?」という確認を「あなたは〇〇を患っていらっしゃいますか?」という質問文で尋ねてみましょう。
この公式に当てはめるだけで表現できます。