薬歴ビフォーアフター~薬歴の悩み、解決します~

更新日: 2022年9月1日

ハイリスク薬の薬歴で押さえておくべきこと

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お悩み

ハイリスク薬の薬歴で、「こういうことを書くべき」ということはあるのでしょうか。社内の資料で参考薬歴はあるのですが、注意すべきことがよくわかりません。この薬歴ではダメだと上司から言われました。

(症例)
50歳 女性
イライラするとのことで心療内科にかかり、最初10mg錠だったが、今回は20㎎錠。寝る前にイライラするとの訴えあり。


〈処方〉
パキシル錠20mg  1回1錠  分1   就寝前 7日分
コントミン糖衣錠12.5mg  1回1 錠  屯用不安時 7回分

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薬歴Before

#1:パキシルもう少し増量が必要か

S) コントミンは毎晩飲みます。
O) イライラある。寝る時間が近づくとイライラしてきて、寝るのが嫌になる。パキシルは寝る前の指示なので、寝る前にコントミンと一緒に飲む。
A) パキシルもう少し増量した方が良いのかもしれない。
P) お薬増えています。もしかするともう少し増えるかもしれませんので、飲んでみてイライラする気分が軽くなるどうか、次回の診察の際に先生によくお話になってください。もしかするとまだ増えるかもしれません。薬による眠気やふらつきに注意してください。
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この薬歴では、ハイリスク加算は取れませんね。ハイリスク薬の薬歴記載のコツを挙げてみましょう。

ハイリスク薬の薬歴記載のコツ①書くべき内容

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岡村 祐聡
おかむら まさとし

有限会社服薬ケア研究所所長。明治薬科大学薬学部薬剤学科卒業。
都内調剤薬局や調剤薬局チェーンの教育担当管理職を経て、1997年に『服薬ケア研究所』を設立。
「服薬ケア」理論を各地で提唱し続け、全国各地で開催される研修会や服薬セミナーなどでも精力的な活動を行っている。 2002年には、服薬ケアを学ぶ全国の有志で設立された「服薬ケア研究会」から要請を受け、会頭に就任。最新著書は「10日間で極意をつかむ選ばれるかかりつけ薬剤師になる 患者応対技術と服薬ケアコミュニケーション」(診断と治療社)。書籍の詳細は服薬ケア研究所のホームページを参照。
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