厚生労働省は3月19日に第109回薬剤師国家試験(2月17、18日実施)の結果を発表し、新卒・既卒を合わせた合格率は68.43%で前回2023年の69.0%よりやや下がった。合格者数は9296人(うち新卒7100人)で2023年より306人減(同154人減)、受験者数は1万3585人(同8416人)、出願者数は1万5118人(同9582人)だった。
名城大(名古屋市)が95.63%で2年連続のトップ。
2018年4月に薬学部を新設した山陽小野田市立山口東京理科大(山口県)は1期生が国試に臨み、合格率は94.06%で大学別で2位だった。3位は金沢大(昨年22位)の93.33%、4位は広島大(昨年19位)の90.38%でいずれも大きく順位を上げ、5位北海道大(昨年8位)の90.32%までが90%を超えた。
95.63%名城大から30.95%千葉科学大まで薬学部を持つ74大学の合格率ランキング
*合格率は受験者数に対する合格者の割合が多いランキング