レボフロキサシンの色々な製剤をやくちちが味見してみた
薬の味を的確に説明できることは、薬剤師の服薬指導の幅を広げます。
自ら味見をして感じたことを患者さんに上手に伝えましょう。今回は、レボフロキサシンの色々な製剤を味見します。
今回はキノロン系の抗菌薬であるレボフロキサシンの味見を行いたいと思います。
先発品は第一三共株式会社のクラビットです。発売当初は100mg錠(1日2〜3回投与)でしたが、PK-PD理論に基づいた結果250mg・500mgという高用量の錠剤が2009年に発売され、1日1回投与するという投与方法へ変更になったお薬です。
レボフロキサシン 水和物
先発品であるクラビットの内服薬は錠剤250mg・500mgと細粒10%の3種類ですが、今回は特徴のある4つのジェネリック医薬品を揃えてみました。
それでは早速味見をしてみましょう。
レボフロキサシン細粒10%「DSEP」(第一三共エスファ株式会社)
まずは、第一三共エスファのレボフロキサシン細粒です。…