ラコールを飲みやすくするために工夫してみた
お薬をお渡ししたご家族からこんな話を耳にすることがあるかもしれません。
「この前から栄養剤が追加になったんですが、甘すぎるからなのか(?)味に飽きてしまったようで最近はあまり飲めていないんです。何か良い方法はないですか?」
実際に栄養剤の味見をしてみると、甘みが強くて毎日飲んでいると飽きてしまう気持ちも分かります。製品によっては複数のフレーバーが販売されており、好みで味を変えることが可能ですが、全ての味を在庫するのも薬局の経営的には難しかったりします。そこで、今回は身近にあるもので味や食感に変化をつけると服用しやすさが変化するのか?検証してみたいと思います。
インターネットでは”飲みやすくなるアレンジ”が色々と紹介されています。その中から、患者さんへのアドバイスに役立ちそうなアレンジを試してみましたのでよかったら読んでみてください。
今回はラコールのミルクフレーバーに色々なアレンジを加えて飲んでみます。前回行ったミルクフレーバーの味見の様子は以下の通りです。
ラコールNF配合経腸用液(ミルクフレーバー)
ラコールの味見で最初に行ったのがミルクフレーバー。他社のミルク味と同じような甘い香りで美味しそう。エネーボもサラッとした飲み心地でしたが、ラコールは更にサラッとして飲みやすい印象。カロリーが1mLあたり1kcalというのも影響しているのか甘みが少ないような気がします。
甘味 :★★★☆☆
苦味の感じにくさ:★★★★☆
香り :★★★★☆
後味 :★★★★☆
それでは色々なアレンジを行って味の比較をしてみましょう!