電力需給ひっ迫、対策した?
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
国と電力会社は、全国の電力需給の見通しが過去10年でもっとも厳しくなるとし、老朽火力発電所を稼働させる措置をとっていました。しかし3月は暖かくなることを想定し2月末で緊急措置を解除したことで、電力需給がひっ迫する事態となりました。
電力需給がひっ迫する要因には、国と電力会社の警戒態勢が一部の解除や予想外の寒さによる暖房需要の増加だけでなく、地震による火力発電所の稼働停止が影響しています。
今回の「電力需給ひっ迫警報」の発令及び経済産業省から業界団体への節電協力の呼びかけにより、想定を超えるほどの電力需給が削減され停電を回避できました。
m3.com薬剤師会員の皆さんに電力需給のひっ迫時の勤務先での対策についてうかがったところ、電力需給ひっ迫警報の対象地域ではないため「事前の対策をしていなかった」56%と回答。
その他、電力の需給ひっ迫が繰り返される背景を踏まえ、勤務先での電力需給のひっ迫時の対策について、さまざまな意見が寄せられています。
Q1:一部地域での電力需要ひっ迫、勤務先では事前に対策しましたか?
Q2:どのような対策をしたか教えてください。
節電対策
- 電力需給ひっ迫警報対策地域ではなかったが、こまめな節電を行った
- 待合室の蛍光灯を半分消した
- 予備電源の確保
- ノートPCを電池で使用した
- 勤務地が遠い人は、20時前に帰れるようにした。バックヤードは、証明を消した
- 電気をこまめに消す、冷暖房をつけない
- 部署内通路の電気を間引きした
- 最低限の家電のみを使用した
- 暖房機器をエアコンから石油ファンヒーターにきりかえた。電気代が高いから切り替えたが、石油代も高いのであまり良い選択肢ではないのかもしれない
節電に対する意見
- 安全性の確保された原発は稼働させるべき。再生可能エネルギーで需要を賄おうと考えている人の多さに呆れている。原発はその特性上、出力を上下させることが困難なのでベース電源とし、必要に応じて水力火力で賄うべき
- 普段から節電していて、やれることがない。長期的なら別のエネルギーを考えるが、いつまでの予定かわからない
ベン:
電力需給のひっ迫警報の発令で状況の深刻さが分かるね
ゼン:
停電が回避できてよかったぜ
カン:
節電で想定を超える電力の需要が削減できたみたいね
ベンゼン三兄弟
ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘中♪
《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。
《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。
《 カン 》
優しくて気配りのできる三兄弟の癒やし系。控えめだけど実はしっかり者。
なぜかゼンへのツッコミは厳しい。
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