将来、独立を考えていますか?
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
厚生労働省のデータによると2017年の在宅医療患者は約18万人となり、団塊世代が75歳を超える2025年には、さらなる増加が見込まれています。
そのため薬局経営を成功させるためには、在宅医療への対応を含め「患者のための薬局ビジョン」に沿った取り組みが必要となります。
急激な高齢化が落ち着く状況になると処方箋の伸び率は鈍化傾向となりますが、居宅療養管理指導は右肩上がりに伸びているのが現状。(厚生労働省:居宅療養管理指導 )
従って、社会情勢を踏まえた上で患者さんのニーズをとらえ薬局経営を行うことが求められています。
また定期的に患者さんが訪れる薬局には対面販売としての側面もあり、市販薬や健康食品などの医薬品以外の物販に力を入れることで利益をあげている中小規模の調剤薬局や離島で薬局経営を行っている薬局もあります。
m3.com薬剤師会員の皆さんに「将来の独立」についてうかがったところ「既に独立している」11%、「考えている」13%と回答。
独立・開業を考えたきっかけについては「収入を増やしたい」12%という結果でしたが、「売上・収益の確保について」不安に思っていることが分かりました。
Q1:将来、独立を考えていますか?
ベン:
既に独立している人の話を聞いてみたくなるね
Q2:独立・開業を考えたきっかけを教えてください。
ゼン:
自分の能力を発揮できる環境は必要だぜ
Q3:独立・開業に対して不安に思うことを教えて下さい。
カン:
しっかり準備をしておいた方が良さそうね
Q4:独立・開業の情報収集や勉強していることを教えてください。
情報収集
- 在宅問題
- 薬局経営者に話を聞く
勉強していること
- 実店舗での経費などの流れと実際の収支などの分析
- 条件などの法律を書籍から学ぶ
- 認定薬剤師や検査値について
Q5:開業している方に聞きたいことがあれば、教えてください。
- 資金はどれくらい必要ですか
- 開業にあたって周辺の医療機関情報などをどのように収集したのか
- 買収金額から当面の運転資金、返済金額、日々の売り上げなどの資金計画
- 医薬品購入に際し、問屋との取引
- 人材の確保
- OTC販売の底上げ、薬局調剤の方法
- 薬剤師や事務員を雇用するときの時給、正社員の給与やボーナスの昇給について
20代で独立開業した薬局経営者が語る「薬剤師のキャリアと薬局経営」では、実際に薬局開業に必要な知識やスキルだけでなく、これから独立開業を目指す方に向けて体験談が掲載されています。
20代で独立開業した薬局経営者が語る薬剤師のキャリアと薬局経営
ベン:
収入アップや能力を試せる独立は魅力的だね
ゼン:
厳しい現実もありそうだぜ
カン:
少しずつステップアップして独立を目指してみたくなるね
ベンゼン三兄弟
ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘中♪
《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。
《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。
《 カン 》
優しくて気配りのできる三兄弟の癒やし系。控えめだけど実はしっかり者。
なぜかゼンへのツッコミは厳しい。
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