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医師が回答!薬剤師のための「臨床お悩み相談」

更新日: 2026年9月21日 薬剤師コラム編集部

「副鼻腔炎のクラリスロマイシンと他科の抗菌薬併用」について専門医が回答

「副鼻腔炎のクラリスロマイシンと他科の抗菌薬併用」について専門医が回答のメイン画像

処方箋や投薬に関する薬剤師の疑問のうち、疑義照会で解決しづらいものについて、m3.com医師会員<エキスパート>からの回答を掲載します。

Q.副鼻腔炎でクラリスロマイシン内服中に他科から抗菌薬が追加処方された場合

副鼻腔炎に対してクラリスロマイシンを分1で服用中に、他科から別の抗菌薬が処方された場合、重複投与の有無や併用の可否についてはどのように判断すべきでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。 あき/60代/薬局勤務

8名の「耳鼻咽喉科」「呼吸器科」医師の回答を紹介します。

医師回答のまとめ

他科から処方された抗菌薬の種類や処方目的を確認したうえで、重複や相互作用がなければ基本的に併用可能と考えられます。ただし、同系統薬の重複や副作用リスクがある場合など、一時休薬を検討すべきケースもあるため、疑義照会して対応するのが望ましいでしょう。


耳鼻咽喉科先生の回答

個人的には併用で問題ないと思っています。ただ、結局は患者さんのコンプライアンスの問題もありますので、一時変更できる人にはクラリスを中止し変更、終了したらまたクラリスに戻すで良いと思います。それが難しい人には併用でよいと考えます。

40代/無床診療所/耳鼻咽喉科


耳鼻咽喉科先生の回答

クラリスロマイシンは慢性副鼻腔炎に対する抗炎症目的での投与であり、別系統抗菌薬の場合、併用自体は禁忌ではありません。ただし、下痢、肝機能障害、薬疹、QT延長、相互作用のリスクがあることは、患者に理解いただく必要があります
急性感染症の治療が優先される場合や副作用リスクが高い場合ですと、クラリスロマイシンが慢性副鼻腔炎に必須の薬剤というわけでもないため、一時休薬とするのが妥当と考えます。

30代/無床診療所/耳鼻咽喉科

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薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
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