分かりやすい!薬剤師のための「調剤報酬制度」

更新日: 2022年1月4日 田中 嘉尚

服用薬剤調整支援料1、どんな薬剤を服用している患者さんが減薬しやすい?

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☞この記事でわかること
  • 服用薬剤調整支援料1は、6種類以上の内服処方薬に対し、2種類以上減少した患者さんに、月1回に限り所定点数を算定
  • 服用薬剤調整支援料1を算定する患者さんは、在宅訪問薬剤管理指導を行う高齢者となることがほとんど
  • 高齢者の患者さんの薬剤管理は、訪問看護師、ケアマネージャー、介護職などの多職種と薬剤師で連携し、見守って

薬剤師は医薬品の専門知識だけで十分だと思っていませんか?
これから先の超高齢化社会において国が求めている薬剤師は、「かかりつけ薬剤師・薬局」への期待や「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」を構築するための学習や自己研磨が求められています。学習するにあたっては、調剤報酬制度や薬機法等について学ぶことも重要になります。

2024年の診療報酬改定に関する記事をまとめた
「診療報酬改定2024まとめ」はこちら>>

相談「服用薬剤調整支援料1」の減薬しやすい服用薬剤は?

服用薬剤調整支援料1の算定で、どのような薬剤を服用している患者さんが減薬しやすいですか。

解説

Point 1
消化器系薬、解熱鎮痛剤を服用している患者さん


Point 2
添付文書で、漫然投与しないよう記載されている薬剤を服用している患者さん


Point 3
同効薬が処方されている患者さん

調剤報酬の知識

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田中 嘉尚
たなか かなお

1999年3月徳島文理大学薬学部卒業後、臨床治験モニター、医療ライター、病院薬剤師、保険薬局薬剤師を経験。現在病院薬剤師をしながら、フリーライターをしています。
ITに興味があり、前職の病院で恩師との出会いにより「副作用発現リスク精査表」を開発し、特許を取得。現在も共同研究中です。
フリーライターになろうと思ったきかっけは、恩師が現役著者で論文や学会誌などの文書の書き方をご指導頂いたことが影響しています。

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