忘れられない!強烈キャラの薬剤師
このコーナーでは、m3.com薬剤師会員の皆さまに投稿いただいたコラムを紹介します。
今回のテーマは【あなたが出会った、変わった薬剤師】です。
薬剤師歴20数年…
今でも忘れられない薬剤師3連発
ファーマシス子・女性(東京都)
私は、薬剤師になって二十数年のパート薬剤師。
これは、派遣薬剤師として薬局に入っていたころに出会った同僚の話。
これは、派遣薬剤師として薬局に入っていたころに出会った同僚の話。
まるで、説法を聞いているような服薬指導
まず1人目は、家がお寺で、お坊さんと兼業している薬剤師。
仕事柄、一人前の僧侶になるため、定期的に修行に参加したり、お寺の行事のお手伝いをしたり、正社員勤務が難しいため派遣薬剤師として勤務されていた。仏門に精通しているからなのか、好戦的な患者さまも彼の手にかかれば冷静に諭されていたような気がする。
仕事柄、一人前の僧侶になるため、定期的に修行に参加したり、お寺の行事のお手伝いをしたり、正社員勤務が難しいため派遣薬剤師として勤務されていた。仏門に精通しているからなのか、好戦的な患者さまも彼の手にかかれば冷静に諭されていたような気がする。
2人目は劇団員と兼業している薬剤師。
この方は結構ガチな劇団に所属していて、地方巡業で日本全国津々浦々を不定期で回るため、やはり正社員勤務は難しく、派遣薬剤師として働いていた。窓口で愚痴の絶えないご高齢な患者さまにも共感して寄り添う語り口で、お婆様方に人気があった。
この方は結構ガチな劇団に所属していて、地方巡業で日本全国津々浦々を不定期で回るため、やはり正社員勤務は難しく、派遣薬剤師として働いていた。窓口で愚痴の絶えないご高齢な患者さまにも共感して寄り添う語り口で、お婆様方に人気があった。
憎めないから許してしまう。実は職場のムードメーカー!?
最後に紹介するのは、オヤジギャグ炸裂薬剤師。
薬剤師なら似たようなタイプに出会ったことがあるかもしれない。
「アルダクトンはどこにあるだくとん?」
(えっと、五十音順なのでア行の棚よく見てください)
「インデラルは無くてもいんでらる!」
(いや、無いと困るんだよ!)
ちょっとイラっとしながらも、なかなか憎めないキャラだった。
薬剤師なら似たようなタイプに出会ったことがあるかもしれない。
「アルダクトンはどこにあるだくとん?」
(えっと、五十音順なのでア行の棚よく見てください)
「インデラルは無くてもいんでらる!」
(いや、無いと困るんだよ!)
ちょっとイラっとしながらも、なかなか憎めないキャラだった。
世間的に地味なイメージであることが多いが、実に多様な人生を送りながら薬剤師をしている方が多いと、つくづく思った。
※本コンテンツは、薬剤師会員からお寄せいただいたエピソードをもとに編集・作成しています。