メスシリンダーでお湯の量を量ってスープを飲む薬剤師
このコーナーでは、m3.com薬剤師会員の皆さまに投稿いただいたコラムを紹介します。
今回のテーマは【つい薬剤師の癖が出てしまう日常のアレコレ】です。
「適当」なんて無理。量らずにいられない!
りーまま・女性(神奈川県)
皆さんはコーヒーを淹れるとき、コーヒー豆を量りますか?お湯の量を量りますか?
私は毎回、すべて量っています。「目分量で適当に」ということはしません。
私のこだわりは、コーヒー豆は小さじ2杯、すりきり。
そこに何度かに分け、お湯180ml入れます。最後に冷たい牛乳を20ml。これで完成です。
「薬剤師は量ることが好き」と指摘され…
これを事務さんに話したところ「ふつう量らないよ。細かいよ」と言われてしまいました。
そこで、家族に事務さんとのやり取りを話したところ、「薬剤師だし、量ることが好きなのではないか」という結論に至りました。
『薬剤師は基本的に量ることが好き』これは、妙に私を納得させました。
そこまでやる⁉ 愛すべき先輩薬剤師たち
実は、先輩薬剤師も量るのが好きなのです。
彼女はなんと、インスタントのスープを飲むとき、必ずメスシリンダーでお湯の量を量っています。
また他の先輩薬剤師は、お弁当を持ってくるとき、必ずお米の量を量ってきています。
理由を聞いたところ、ダイエット中とかではなく、「癖で量っている」と言っていました。
なるほど。やはり薬剤師は、量ることが好きなようです。
自分でおいしいと思う、ベストな量を見つけたら、毎回必ず量る。
私自身、大雑把でいい加減な人間だと思っていましたが、ひょんなことから薬剤師らしい一面を発見しました。
「この細かさは職業柄かな。なんだか、おもしろいな」と思いつつ、私は今日もコーヒーを量っています。
※本コンテンツは、薬剤師会員からお寄せいただいたエピソードをもとに編集・作成しています。