患者タイプ別 服薬指導のツボ(薬剤師向け)

更新日: 2026年2月24日 村尾 孝子

「今日はどうされました?」を嫌がる患者さん

服薬指導のツボの画像

ケース142 :「今日はどうされました?」を嫌がる患者さん

相談内容
薬局勤務の薬剤師です。薬を薬局で処方する際、「今日はどうされました?」と聞かれることを嫌がる患者さんがしばしばいらっしゃいます。薬の確認のためだと承知していても、デリケートな病状や他の患者さんの目が気になるようです。また、薬剤師は黙って薬を渡せという意見もありました。別の患者さんでは、「今日はどうされました?」では薬の確認と理解されず「薬をもらいに来ました」と言われたこともあります。患者さんの気分を害さず、必要な確認ができるいい方法はないでしょうか。

服薬指導のツボ

医薬分業について正しく理解していない患者さんは少なくありません。薬剤師と患者さんの認識の違いを理解して、服薬指導で「今日はどうされましたか?」などと確認する意図や理由を患者さんに説明しましょう。質問の前に、患者さんの症状や状況を推察して気遣いの言葉を添え、患者さんが安心して「答えよう」「答えたい」と思えるような雰囲気を作ることも大切です。患者さんが確認の必要性を理解すれば、次回以降は患者さんから先に必要事項を教えてくれることもあり、コミュニケーション向上も期待できます。


すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

村尾 孝子の画像

村尾 孝子
むらお たかこ

薬剤師、医療接遇コミュニケーション コンサルタント、健康講演・企業研修セミナー講師、株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。明治薬科大学薬学部薬剤学科卒業、埼玉大学大学院経済学部経営管理者養成コース修了、病院・薬局・教育研修会社勤務を経て現職。

キーワード一覧

患者タイプ別 服薬指導のツボ(薬剤師向け)

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

28万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

苦情・クレーム 医薬品情報・DI 薬物療法・作用機序 経営者インタビュー 門前薬局 服薬指導 疑義照会 医療過誤・ヒヤリハット オンライン服薬指導 薬剤師インタビュー