「今日はどうされました?」を嫌がる患者さん
ケース142 :「今日はどうされました?」を嫌がる患者さん
相談内容
薬局勤務の薬剤師です。薬を薬局で処方する際、「今日はどうされました?」と聞かれることを嫌がる患者さんがしばしばいらっしゃいます。薬の確認のためだと承知していても、デリケートな病状や他の患者さんの目が気になるようです。また、薬剤師は黙って薬を渡せという意見もありました。別の患者さんでは、「今日はどうされました?」では薬の確認と理解されず「薬をもらいに来ました」と言われたこともあります。患者さんの気分を害さず、必要な確認ができるいい方法はないでしょうか。
医薬分業について正しく理解していない患者さんは少なくありません。薬剤師と患者さんの認識の違いを理解して、服薬指導で「今日はどうされましたか?」などと確認する意図や理由を患者さんに説明しましょう。質問の前に、患者さんの症状や状況を推察して気遣いの言葉を添え、患者さんが安心して「答えよう」「答えたい」と思えるような雰囲気を作ることも大切です。患者さんが確認の必要性を理解すれば、次回以降は患者さんから先に必要事項を教えてくれることもあり、コミュニケーション向上も期待できます。