「タケルダ配合錠の類似薬」ヒヤリ・ハット事例
病院・薬局で日々発生するヒヤリ・ハットは、放置して積み重なると大きな事故につながりかねません。患者さんへ安全な医療を提供するためにも、ヒヤリ・ハット事例を共有し、疑義照会や服薬指導に役立てられるよう、薬剤師さんの視点で丁寧に解説していきます。
☆皆さんの身近で起きた事例も募集中です。報告は記事下部のアンケートからお願いします。☆
事例
対象の薬 | タケルダ配合錠 |
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医師の指示 | タケキャブ錠10mg |
事例の詳細
以前より来局されている腹部大動脈瘤手術後の患者さんに、今回継続処方されていたタケルダ配合錠ではなく、タケキャブ錠10mgが処方されました。
疑問に思い患者さんに確認したところ、患者さんは処方医から薬剤の変更について説明されていませんでした。
そのため、処方医に今回よりタケキャブ錠10mgへ変更で良いか疑義照会を行ったところ、名称が類似しているタケキャブ錠を処方したことがわかり、その結果、前回までと同じタケルダ配合錠へ変更になりました。
薬剤師の対応
Point 1
タケルダ配合錠が継続処方されていた患者さんに、タケルダ配合錠ではなくタケキャブ錠10mgが処方されました
Point 2
患者さんから処方医による薬剤の説明がされていないことを聴取しました
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