よく使われる「痰切り薬」3種はどう違う? 唯一、滲出性中耳炎の適応があるのは……
長いこと続いている医薬品の出荷調整ですが、最近は抗生剤や鎮咳薬、去痰薬など感冒症状に使われる薬が特に入ってこなくて本当に大変ですよね。
今回はそんな去痰薬の中でもよく使われるカルボシステイン、アンブロキソール、ブロムへキシンについてまとめました。
カルボシステイン(ムコダイン)の適応と効果
[適応]上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性・慢性気管支炎、気管支喘息、気管支拡張症、肺結核の去痰、慢性副鼻腔炎の排膿、滲出性中耳炎の排液(シロップとドライシロップのみ)
[用法]1回500mg×1日3回
[剤形]250mg錠、500mg錠、シロップ、ドライシロップ