コロナによる「孤立化」と年間自殺者数との関連性
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公益社団法人日本精神神経科診療所協会主催、第10回自殺対策講演会の取材記事です。2020年の年間自殺者数から新型コロナとの関係性や支援体制について言及。また感染後遺症に関する治療や課題などが語られています。
NPO法人メンタルケア協議会理事の西村由紀氏は、精神保健福祉士として電話相談やSNS相談事業に従事。年間約6万件の相談を受ける関連部門での相談内容を分析したところ、新型コロナ流行下での自殺企図には、3つのパターンがあると指摘しています。
コロナストレスによる影響と治療
日本精神神経科診療所協会会長の三木和平氏は、新型コロナの精神面・行動面への影響について分析し、精神科受診の増加と基本的なセルフケアを提案しています。また患者さんに対する抗うつ薬や漢方薬など感染後遺症がもたらす課題を明らかにしている内容です。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。
コロナによる「孤立化」と年間自殺者数との関連性
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