統合失調症の患者さんに必要な服薬支援とは?
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統合失調症を理解し、服薬指導ではなく服薬支援を
統合失調症の有病率は人口の約1%といわれ、日本には約80~90万人。再発率が高く、50%以上が2年以内、5年で80%が再発するという報告があり、再発の原因として妄想などの精神症状、病識の欠如、薬の副作用によるアドヒアランスの低下が挙げられています。
藤田医科大学病院精神科外来で患者さんの服薬指導も行う、名城大学薬学部教授の亀井浩行氏は、服薬アドヒアランスの低下は患者さん側の要因だけでなく医療者側の問題点として多剤大量処方の現状を指摘。
亀井氏は患者さんの意見を確認し、必要に応じて処方医への剤型変更の提案やメリット、デメリットを踏まえた持効性注射剤(Long Acting Injection:LAI)の活用を提案しています。また実際に開催した薬剤師対象のワークショップ内容についても言及。
服薬アドヒアランスを向上させるために、「SCAP法を用いた減薬・減量支援」や医療者と患者さんが一緒に考えて治療方針を決定していく「shared decision making(SDM)の実践」が大切であると説明しています。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。
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