1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. 臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!
  4. 医療情報・システム基盤整備体制充実加算のポイントは?

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2023年1月11日 薬剤師コラム編集部

医療情報・システム基盤整備体制充実加算のポイントは?

医療情報・システム基盤整備体制充実加算のポイントは?のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

医療情報・システム基盤整備体制充実加算ポイント解説

政府のマイナンバーカード一体型健康保険証(マイナ保険証)の導入を加速させる方針により、2022年10月に特例的な診療報酬改定により、マイナ保険証利用時の患者負担額を減額する「医療情報・システム基盤整備充実加算」が新設されました。

今回は「医療情報・システム基盤整備充実加算」の概要を解説します。

2022年4月に「電子的保健医療情報活用加算」が新設されましたが、マイナ保険証を利用すると負担額が高くなる報酬設定でした。

そのため、10月の改定では、「電子的保健医療情報活用加算」を廃止し、新たに「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を設定。これにより、マイナ保険証を利用した場合の患者さんの負担額が減額されました。

患者さんは、引き続き現行保険証を利用しても負担額は0円となります。しかし2023年4月にオンラインシステム資格確認システムが義務化された場合の負担額は、マイナ保険証より現行の保険証を利用した方が高くなります。

そのため「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」の算定に向け、薬局でのオンライン資格確認システムの導入だけでなく、患者さんに周知を行うなど施設基準が設定されています。

「薬局における患者負担金額の差」「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」の施設基準については、本記事よりご確認ください。

医療情報・システム基盤整備体制充実加算ポイント解説の画像 記事を読む

関連記事

医薬品の安定供給問題、診療報酬で対応?支払い側は反論

12月に実施された「医薬品の供給問題」に関する緊急アンケートの結果です。薬局の業務負担を踏まえ、医療崩壊の可能性について言及しています。

高血圧治療補助アプリの適正使用で通知

保険適用となった販売名「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」に関する情報です。対象者や保険適用における施設要件、オンライン診療による活用方法が示されています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

医薬品情報・DI 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 派遣薬剤師 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 学習方法 薬局経営 年収・待遇