1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. 臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!
  4. 【最新】認知症の発症因子「難聴の予防」とは?

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2023年5月16日 薬剤師コラム編集部

認知症の発症因子「難聴の予防」とは?

認知症の発症因子「難聴の予防」とは?のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

難聴と認知症 ―社会的影響と対策―

2023年2月10日に日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会主催のメディアセミナー「待ったなし!難聴対策」が開催されました。そこで今回は、内田育恵氏による「難聴と認知症―社会的影響と対策」をご紹介します。

2025年には日本の約3人に1人が65歳以上となり、約5人に1人が認知症になると予測されています(2025年問題)。内田氏は、難聴や喫煙、うつ病、社会的孤独、頭部外傷、高血圧症、過度の飲酒などの認知症のリスク因子のうち、難聴は最も予防可能と考えられているとし、老化に関する長期縦断疫学研究「NILS-LSA」の第6次調査(2008-2010年)の結果、2018年に海馬と難聴の関係を報告。さらに、難聴とアルツハイマー病に関する海外の様々な研究から「難聴者にはアルツハイマー病の発症に関連するアミロイドβやタウなどのタンパクが上昇している可能性」が示唆されると語っています。

続きは、本記事よりご確認ください。

難聴と認知症 ―社会的影響と対策―の画像 記事を読む

関連記事

加齢に伴う聴力低下は認知症とは関連か

聴力低下と認知症の関係性について研究結果を公表。補聴器の使用により認知症リスクが抑制される可能性を示唆しています。

心因性難聴【私の治療】

心因性難聴の定義や発症の「きっかけ」となる背景因子、主症状が解説されています。診断のポイントとなる検査所見や治療方針、非典型例への対応が掲載されている情報です。

突発性難聴、動脈硬化による血流障害との関連を解明

慶応義塾大学が実施した突発性難聴に関する研究結果です。動脈硬化因子と健側の聴力評価を含め、早期の適切な機能検査の必要について言及しています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

医薬品情報・DI 糖尿病 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 業界動向 薬物療法 年収・待遇 OTC医薬品 ファーマスタイル