臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2024年4月30日 薬剤師コラム編集部

基礎から学ぶ「在宅栄養管理のポイント」

基礎から学ぶ「在宅栄養管理のポイント」のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

薬剤師の視点を生かした栄養管理とは?

平成25年国民生活基礎調査によると、日本人の65歳以上の10人に1人が転倒・骨折で介護が必要になり、小林氏は「その背景にはサルコペニア、フレイルがあり、加えて低栄養が絡むと、ふらつき→転倒・骨折→寝たきりという経過をたどることになる。そのような状態になる前に低栄養の改善に取り組む必要がある」と強調。

そこで栄養アセスメントとして重視するのは、「体重の変化」「食事摂取量と食形態の変化」「消化器症状」「機能性(歩行状態、寝たきりなどのADL)」「全身状態」であるとし、スクリーニングに時間をかけず、簡便かつ誰でも理解できるような指標を使うことが重要とアドバイスしています。

「栄養素投与量を決める7つのポイント」「栄養計画の事例」は、本記事よりご確認ください。

薬剤師の視点を生かした栄養管理とは?の画像 記事を読む

関連記事

食支援【私の治療】

適切な食支援と社会資源の活用に関する話題。厚生労働省の「平成30年国民健康・栄養調査」を踏まえ、食支援の指標や地域での多職種連携が分かる内容です。

肺炎治療【私の治療】

わが国の主要な死因のひとつである肺炎の症状や治療、緊急時の対応などを解説。さらに誤嚥リスクのある患者への指導や多職種連携のポイントが分かります。

特発性上葉優位型肺線維症、「痩せない」が重要な治療目標となる可能性

重度の栄養不良や経年的な栄養障害の進行が、重症度や予後予測の指標として役立つことを公表。特発性上葉優位型肺線維症における栄養評価の重要性が示されています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

調剤報酬改定 派遣薬剤師 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬局経営 薬物療法 年収・待遇 ファーマスタイル プロブレム 医療クイズ