人気ブロガー・薬剤師ポンさんがアドバイス「患者クレーム対応の最適解」

更新日: 2026年3月17日 薬剤師ポン

【患者クレーム】早くして!に慌てない。患者の信頼を勝ち取る5分とは?

人気ブロガー・薬剤師ポンさんがアドバイス「患者クレーム対応の最適解」のメイン画像

待合室からの「まだなの?」という視線、痛いほど感じますよね。特に混雑している時、監査台には山積みの処方箋。慎重に確認しなければならないのに、焦れば焦るほど時間は過ぎていく…。

そんな時、「ただ棚から取って袋に入れるだけなのに、なんでこんなに待たせるの?」という問い合わせを受けることがあります。

患者さんから見れば「薬を揃える(ピッキング)」という物理的な作業しか見えていません。しかし、私たちの業務の本質は「監査」という頭脳労働です。

この認識のギャップこそが、待ち時間クレームの最大の火種。今回は、このギャップを埋め、患者さんのイライラを「信頼」に変える対応術を紹介します。

循環器科、整形外科など複数の医療機関からの薬を一包化処方されている患者さんの背景

<患者さんのデータ>
70代男性 Bさん


<処方内容>
循環器科、整形外科など複数の医療機関から処方あり。今回は一包化の指示に加え、残薬調整と新たに追加された薬との飲み合わせ確認が必要なため、通常より時間がかかっている。

患者さんの問い合わせ「ただ薬を袋に入れるだけなのに、なぜこんなに時間がかかるの?」

【患者クレーム】早くして!に慌てない。患者の信頼を勝ち取る5分とは?の画像

「ただ薬を袋に入れるだけなのに、なぜこんなに時間がかかるの?カウンターの中で話している暇があるなら早くして欲しいなぁ…」
(※実際は疑義照会のためにスタッフ間で情報の共有・相談をしていた)」

以下から患者さんの問い合わせに最適な返答を選んでください。

  • 「不快な思いをさせて申し訳ありません! 決しておしゃべりをしていたわけではなく、お薬の重要な確認のためにスタッフ間で相談をしておりました。誤解を招いてしまいすみません」
  • 「お待たせして申し訳ありません。現在、〇〇様の安全のために『飲み合わせの最終確認』を行っております。あと5分ほどで完了予定ですが、お時間は大丈夫でしょうか」
  • 「大変お待たせして申し訳ありません! すぐにご用意します。B様のお薬を最優先で仕上げますので、どうかご容赦ください」

回答と解説

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

薬剤師ポンの画像

薬剤師ポン
やくざいしぽん

調剤薬局12年目の薬剤師インフルエンサー。新人時代は大手調剤薬局に勤務し経験を積む中で、「地元ならもっと地域に貢献できるのでは」と考え、地元の調剤薬局へ転職。現在は地域密着の薬剤師として、患者さんに寄り添う医療を提供している。 InstagramやXでは、薬学を楽しく学べる情報を発信。さらに、自身の薬剤師経験を活かし、薬剤師のキャリアや生き方を追求するブログ「ポンマガジン」を運営中。 また、著書としてKindle本『Instagramで稼ぐ!私が薬剤師インフルエンサーになってわかったこと』、『薬剤師のためのクレーム対応:クレームを通して患者の満足度を上げよう』を出版し、薬剤師の新しい可能性を広げる活動を続けている。

キーワード一覧

人気ブロガー・薬剤師ポンさんがアドバイス「患者クレーム対応の最適解」

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

28万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

がん 医薬品情報・DI 調剤報酬改定 医師の意見 薬物療法・作用機序 服薬指導 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬物療法 薬学管理料