専門医療機関連携薬局の認定基準は
2021年8月に開始する「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」の認定制度。2021年1月末には、施設設備や体制など具体的な認定基準が明らかになりました。ここでは、専門医療機関連携薬局の認定基準について見ていきましょう。
がんに対応できることが不可欠
専門医療機関連携薬局では、専門的な医療機関の医師や薬剤師と情報共有し、がん等の在宅患者さんに高度な薬学管理を行うことが求められています。よって、認定基準でも第一に「がん対応」が掲げられています。
新法第6条の3第1項の厚生労働省令で定める傷病の区分は、がんとすること。
高齢者利用とプライバシーに配慮した店舗構造
専門医療機関連携薬局は店舗構造にも認定基準があります。
- 利用者が座って情報の提供及び薬学的知見に基づく指導を受けることができる個室その他のプライバシーの確保に配慮した設備を有すること。
- 高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造であること。
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