わたしの転職体験インタビュー

更新日: 2026年5月19日 薬剤師コラム編集部

転職5回を経てたどり着いた自由な生き方。日本全国を周って働く薬剤師

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Pharmacist.ckさんは2016年に薬剤師となって以降、DI業務、調剤薬局、矯正施設、在宅専門薬局などを経験し、転職5回のキャリアを歩んできました。現在は期間契約社員やパート、スポット派遣などを組み合わせながら、「正社員にこだわらない」働き方を実践しています。そんなPharmacist.ckさんに、正社員に縛られない働き方について聞きました。

Pharmacist.ckさん流 転職の処方箋

その1.正社員にこだわらず、派遣やパートなど別の働き方も探す

その2.自由な働き方ではマナーと体調管理が重要

その3.いろいろな職場で働くことで、対応力と人間性は磨かれる


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新卒でDI業務を行う会社へ入社、社会人の基礎を身につける

Pharmacist.ckさんは2016年、新卒でDI業務を行う会社に入社しました。どのような業務を担当しましたか?

Pharmacist.ckさん

入社した会社は治験や開発関連も行っていましたが、僕はその中で、医薬品のコールセンターでDI業務を行っていました。

もともと薬剤師として白衣を着る仕事とは違う環境で働いてみたいと考えていました。医薬品情報全般に興味がありましたし、社会人としての基礎的なスキルを身につけたいという思いもあり、入社しました。

この会社自体は、オンとオフの切り替えがしやすい職場で、勤務時間内にきっちり業務が終わる職場でした。残業も多くなくて、業務量としては比較的落ち着いていたと思います。

新卒で入社した会社で、電話応対の基本や言葉遣い、相手との間の取り方などはしっかり学べました。
話す力や聞く力は、この時期にかなり身についたと思いますし、それは今も役立っています。

転職のきっかけは、私生活の変化もあって、給与を上げたいと考えるようになったことです。
この会社には2年少し在籍し、次は薬剤師としての実務経験を積める職場に移ろうと思い、調剤薬局への転職を考えました。

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2社目は調剤薬局に転職、3社目は矯正施設で公務員薬剤師

次は調剤薬局に転職されたんですね。

Pharmacist.ckさん

関東某県で、店舗展開をいくつかしている中小規模の調剤薬局に正社員で入りました。
実務経験としてはほぼ未経験に近かったのですが、紹介会社を使って、なるべく収入を確保できる職場を探しました。

しかし、調剤薬局は1年ほどで転職することになりました。
というのも、当時、公務員薬剤師という働き方にも関心がありました。
中でも刑務所・拘置所などの矯正施設で働くことに興味があって、求人が出たタイミングで応募してみました。

倍率も高いでしょうし、挑戦してみようという気持ちだったのですが、矯正施設に採用が決まりました。

矯正施設の薬剤師は、一般的な薬剤師の仕事内容と異なると思われがちですが、実際の調剤業務そのものは変わりません。

持病のある方には定期的に調剤をしたり、腹痛や頭痛、風邪など、急な病気に対して薬を処方したり、飲み薬が多い場合は一包化したり…。市中の薬局同様、その方に必要な形で調剤したりする仕事ですね。

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在宅専門薬局や新店立ち上げを経験する中で、人間関係の難しさを痛感

公務員薬剤師を3年勤めて、また民間に戻られたんですね。

Pharmacist.ckさん

次は関東郊外の在宅専門薬局に正社員で移りました。
在宅地域医療に関われることに魅力を感じましたし、将来的には管理薬剤師を経験できるという話があり、自分にとってもプラスになるのではないかと思って入社しました。

業務内容に不満はありませんでしたが、この薬局ではスタッフ間の空気が良くなくて、事務側と薬剤師側の間にも壁がありました。
そのような人間関係の中、僕は比較的若手だったので、板挟みになってしまいました。

僕としては、職場がうまく回るように調整していたんですが、うまく機能せず、ストレスに…。職場の雰囲気や人間関係の影響の大きさを感じました

そんなときに、関東の都市部に新しくオープンする薬局で、立ち上げから関わり、管理者経験を積めるという話がきました
オープニングスタッフであれば、ゼロから関係性をつくりながら働けるのではないかと思って移りました。

5社目の新規オープン薬局でも色々な経験が積めました。
しかしこの頃から、業務内容よりも働く環境や人間関係の影響を強く受けるタイプなのかもしれないと自覚するようになりました

最後の正社員退職後、派遣・パート・スポット勤務という働き方に切り替えた

事前アンケートでうかがいましたが「正社員に向いていないかもしれない」と感じたのは、そのあたりからですか。

Pharmacist.ckさん

そうですね。業務自体に強い不満があったわけではないのですが、人間関係で思い悩んでしまうことが多くて、結果として自分から職場を離れることが続きました。

そうした経験を経て、「正社員にこだわらず、自分に合う働き方を探したほうがいいのではないか」と考えるようになりました。

2023年に最後の正社員を辞めてからは、派遣を中心に働き始めました
その後、パートとの掛け持ちも経験し、現在はスポット勤務を組み合わせたりと完全にフリーの薬剤師の働き方ですね。

かなり自由度の高い働き方ですね。

Pharmacist.ckさん

そうですね。午前と午後で別の職場に入ることもあります
今月はかなりイレギュラーなんですが、在住している東京、神奈川、Pharmacist.ckといった首都圏だけでなく、京都、福島、新潟で働くこともあります
旅行のついでに、土曜日の午前中だけ働くようなこともできます。

初めて行く職場ばかりですし、そのたびに人間関係もゼロからなので最初は不安も大きかったです。
ただ、現場を経験するうちに、仕事の進め方だけでなく、職場の空気を読んだり、初対面の相手と無理なく関係を築いたりする力も身についてきました。

今振り返ると、いろいろな職場を経験したことで、薬剤師としてのスキルだけでなく、人間力も鍛えられたと思います

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収入は正社員時代より上昇!自分で働く量を調整できるのが大きな利点

実際のところ、正社員と比べて収入面はどうですか。

Pharmacist.ckさん

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薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

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