ロキソプロフェン細粒と内服液をやくちちが味見してみた
薬の味を的確に説明できることは、薬剤師の服薬指導の幅を広げます。
自ら味見をして感じたことを患者さんに上手に伝えましょう。
今回は鎮痛・抗炎症・解熱剤であるロキソプロフェンの細粒(サワイ)と内服液(日医工)の味見を行いたいと思います。
先発品は第一三共株式会社の”ロキソニン”であり数ある鎮痛剤の中でも知名度の非常に高い薬品かと思います。
細粒に関しては先発品・後発品(5社)ともに販売されていますが、内服液は日医工株式会社が販売する”ロキソプロフェンナトリウム内服液60mg「日医工」”のみとなっております。
ロキソプロフェンNa細粒10%「サワイ」
ロキソプロフェンNa細粒10%「サワイ」の見た目は錠剤と同じような薄い橙色をしており、非常に細かい細粒です。
口に含むと〇〇風味といった味や風味はなく、服用直後からやや苦味を感じます。
後味に関しても口の中に苦味が残る感じですので、多めの水でしっかりと飲み込むことが良いと感じました。
ロキソプロフェン細粒は単剤での処方というよりも、筋弛緩薬や胃薬などと一緒に混合して処方される頭痛時処方の方が見かけるような気がします。
甘み :★☆☆☆☆
苦味の感じにくさ:★★☆☆☆
香り :★★★☆☆
後味 :★★★☆☆