水虫の服薬指導、トラブルはありましたか?

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
水虫は、白癬菌というカビが原因で起こる皮膚の感染症。日本の場合、足白癬にかかる患者数の割合は人口の約21.6%、爪白癬は約10%と言われており身近にかかりやすい病気です。また足白癬は夏に増加し、年齢が上がるにしたがって頻度が増える傾向があります。
外来を受診する患者さんの中には、水虫と思わずに外来を受診することもあり、薬剤師は患者さんに対して塗り薬などの外用薬や内服薬の服薬指導を行うことが求められます。
そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、水虫の服薬指導で患者さんからの質問に対して困った経験をうかがったところ「ある」13%と回答。しかしトラブルになったことは「ない」94%となり、患者さんからの困った質問について柔軟に対応している様子がうかがえました。その他、アンケート調査では、実際に聞かれた患者さんからの質問内容や困った体験談が寄せられています。
Q1:水虫の服薬指導で患者さんから困った質問をされたことはありますか?


ベン:
困った経験がある方は少なかったね
Q2:水虫の服薬指導でトラブルになったことはありますか?


ゼン:
トラブルは避けたいぜ
Q3:Q1で「ある」と回答していただいた方、どんな質問でしたか?
患者さんからの質問
- かゆみがあるので、長期間(1年以上)使用している。継続使用は可能か?
- もうなおったからやめていい?