病院薬剤師の夫「妻よ、いい加減な処方せんでごめん」
このコーナーでは、m3.com薬剤師会員の皆さまに投稿いただいたコラムを紹介します。
今回のテーマは【同業結婚!薬剤師夫婦の日常】です。
病院薬剤師 VS 調剤薬剤師
すーぱー薬剤師・男性(埼玉県)
私は47歳、病院勤務の薬剤師、妻は46歳、調剤薬局の薬剤師です。
2人とも薬局長という責任ある立場ですが、家では様子が異なります。
「患者に文句を言われる身にもなってよ!」
私は、家ではかなりいい加減な性格。
息子の高校受験でも「まぁなるようにしかならないよ。あとは運だ」と言う私に対し、妻は「そんないい加減でどうするの!親がしっかりしていないと、受かるものも受からないんだから!」と。
私がいい加減な言動をした後、決まって妻が言うセリフがあります。
「ホント、あんたはいい加減よね!だいたいあんた(病院)たちが出す処方せんがいい加減だから私たちの仕事が大変なのよ!くだらない問い合わせをしなきゃいけない身にもなって!いいわよね、あんたたちは間違えていても患者から文句を言われないで済むし。毎日の食事だって遅くなって子どもに文句を言われるのは私。何でもかんでも私の責任っておかしくない?」
ひたすら、謝ることしかできない私…
…ハイ。病院を代表して、そしていい加減な父親を代表して謝ります。
「数々のいい加減な処方せんを発行してゴメンナサイ。そして、たまにしか関わらないのに受験のことをエラそうに言ってゴメンナサイ」
妻「適当に謝っておけばいいって思っているでしょ!キーッ!!!」
※本コンテンツは、薬剤師会員からお寄せいただいたエピソードをもとに編集・作成しています。