高血圧患者と腰痛治療:薬剤師が知るべき処方薬のポイント
[目次]
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- 患者プロファイル
- この処方で疑義照会するとしたら、どの医薬品?
- グレープフルーツ同様、相互作用の心配のある果物はどれ
- カルシウム拮抗薬の代表的な副作用として、モニタリングしておく必要のある副作用はどれ
- しばしばお薬の飲み忘れがあり、なかなか血圧が安定しない場合、提案できるものものは
- 心不全や腎不全の徴候がない患者より「夕方になると足がむくむ」と言われた場合、薬剤性浮腫として頻度が高い原因薬剤はどれ?
- 「血圧の薬を朝食後に飲み忘れ、今お昼だけど、どうすればいい?」と相談があった際の適切なアドバイスは?
- 患者から「風邪気味で鼻水が止まらない。市販の風邪薬を買いたい」と相談された際に、高血圧患者が避けるべき、血管収縮作用により血圧を上昇させるリスクのある成分はどれ?
医療の現場(薬局の方が良いでしょうか?)では、患者情報と処方箋が重要な役割を果たしています。
薬剤師はこれらの情報を基に、患者さんの健康状態をより深く理解し、服薬指導での適切な対応が求められます。
今回は、高血圧と腰痛症を抱える75歳の男性患者の症例からクイズ出題しております。
下記の患者プロファイルと処方内容を読み、症例を深堀りしてみましょう!
【患者プロファイル】
患者: 75歳 男性
定期受診。
既往歴: 高血圧症、腰痛症、胃潰瘍(1年前に治療済み)。
腰痛症はレントゲン撮影するも異常なし。内服で経過観察中。
処方内容(内科・30日分)
アムロジピン錠5mg 1錠(1日1回 朝食後)
テルミサルタン錠40mg 1錠(1日1回 朝食後)
ロキソプロフェンNa錠60mg 2錠(1日2回 朝夕食後/疼痛時)
レバミピド錠100mg 2錠(1日2回 朝夕食後)
疑義照会
この処方で疑義照会するとしたら、どの医薬品ですか。
- アムロジピン
- テルミサルタン
- ロキソプロフェンNa
- レバミピド
正解:
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相互作用・食品
アムロジピンはCYP3A4で代謝されるため、通常、同時摂取で副作用リスクの高まるグレープフルーツ(特に果皮に含まれるフラノクマリン類)は食べないように指導します。
下記の果物の中で、グレープフルーツ同様、フラノクマリン類の含有量が多く、相互作用の心配のある果物はどれですか。
- イヨカン
- スウィーティー
- レモン
- ウンシュウミカン
正解:
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副作用・身体症状
アムロジピンなどのカルシウム拮抗薬(特にニフェジピンやアムロジピンなどのジヒドロピリジン系)の代表的な副作用として、モニタリングしておく必要のある副作用は以下のどれですか。
- 歯肉肥厚
- 空咳
- 高カリウム血症
- 易感染性
正解:
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血圧管理
この患者さん、しばしばお薬の飲み忘れがありなかなか血圧が安定しません。提案できるものとして妥当なものはどれですか。
- 降圧薬の増量を提案する
- 降圧薬の変更を提案する
- 配合剤を提案する
- 降圧薬の追加を提案する