薬剤師くるみぱんの勉強ノート

更新日: 2022年1月25日 くるみぱん

再度復習!PPIについて比べてみた

再度復習!PPIについて比べてみたのメイン画像

消化性潰瘍診療ガイドライン(2020)で胃潰瘍や十二指腸潰瘍の初期治療の第一選択薬とされているPPI。適応の違いやそれぞれどのような特徴があるのかまとめました。

適応の違い

再度復習!PPIについて比べてみたの画像1

画像を拡大する

まずは適応の違いを表にしてみました。低用量アスピリン投与時やNSAIDs投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の適応を持っていないPPIもあります。オメプラゾールが最も適応が少なく、エソメプラゾール(ネキシウム)が最も多くの適応を獲得しています。上記の画像の表にはありませんが、P-CABであるボノプラザン(タケキャブ)はPPIと異なり吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症への適応がありません。

それぞれの特徴

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

くるみぱんの画像

くるみぱん
くるみぱん

国家試験に受かり、薬学生から薬剤師となったくるみぱんさん。現場での実践的なスキルや薬剤師に必要な専門知識をわかりやすくまとめた勉強ノート「くるみぱんの 薬学×付箋ノートBOOK」は、Instagramでも大人気。薬剤師くるみぱんさんの、ためになる勉強ノートをご紹介します。

キーワード一覧

薬剤師くるみぱんの勉強ノート

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 禁忌 医薬品情報・DI 薬物療法・作用機序 服薬指導 ライフ・雑学 年収・待遇 プロブレム 医療クイズ 疾患・病態