「アトピー性皮膚炎に対する抗体製剤の使い分け」について専門医が回答
処方箋や投薬に関する薬剤師の疑問のうち、疑義照会で解決しづらいものについて、m3.com医師会員<エキスパート>からの回答を掲載します。
Q.アトピー性皮膚炎に対する抗体製剤、使い分けの基準は?
40代/病院・診療所勤務
近年、アトピー性皮膚炎に対する抗体製剤が多数発売されています。薬効や適応の違い、薬価の違いなど、実臨床においてどのような基準で使い分けられているのでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。
6名の「皮膚科」「小児科」医師の回答を紹介します。
医師回答のまとめ
薬価差はあまり大きくないため、作用機序や適応年齢、合併症の有無、結膜炎の発現率などから総合的に判断します。実臨床ではデュピルマブが第一選択となることが多いですが、結膜炎を避けたい場合はトラロキヌマブやレブリキズマブ、かゆみが強い場合はネモリズマブ、など患者の状態に合わせて個別に使い分けます。