研修認定薬剤師とは?取得方法とメリット

研修認定薬剤師とは?その役割も解説
「研修認定薬剤師」は、公益社団法人薬剤師認定制度認証機構(CPC)が認証する、各薬剤師認証研修機関(プロバイダー)による認定です。
集合または自己研修によって単位を取得し、自己研鑽により資質向上の努力を継続している薬剤師について、有効期間を定めて証明する制度です。
各プロバイダーによって多少名称が異なりますが、本記事では「研修認定薬剤師」と記載します。
薬剤師認定制度認証機構(CPC)が認証する「認定薬剤師制度」は、以下の3種類に大別されています。
- ① 生涯研修認定制度 : 薬剤師職能の向上を目的とする各種研修を企画、実施、評価し、成果に対して単位を給付する制度、及び一定水準の生涯研修記録に基づき成果を認定する制度
- ② 特定領域認定制度 : 生涯研修の中で焦点を絞って、特定分野・領域について適切に計画されて学習を納めた成果を認定する制度
- ③ 専門薬剤師認定制度 : 特定の疾患、診療領域等を対象に、薬学的専門知識を生かして保健、チーム医療、地域医療、福祉に貢献できる能力を保証し、専門薬剤師として認定する制度
本記事では、①の「生涯研修認定制度」について解説します。