薬剤師を対人業務にシフトさせる施策とは?
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調剤薬局事務員の業務を広げることで薬剤師を対人業務に注力させ、会社利益を拡大する
薬剤師における対物業務から対人業務への移行に向け、調剤薬局事務員の役割が注目されています。すでに調剤薬局事務員を採用しているHYUGA PRIMARY CARE(ヒュウガプライマリケア)株式会社の巣山貴裕氏にお話しをうかがいました。
2007年11月に福岡県太宰府市で設立され、全国に39店舗(関東13店舗、福岡地区26店舗)を展開。調剤薬局以外の事業としてコンサルティング業務や介護本部事業に付随するICTの開発を行っています。
現在、対人業務への移行に向け薬剤師が往診同行や在宅での服薬指導に専念できるよう、調剤薬局事務員としてPC(ファーマシー・クラーク)を配置。PCには未経験者を優先して採用し、教育店舗での研修やスキルチェックに基づいた報酬加算などレベルに合った給与体系に移行予定です。今後は薬局を薬剤師で回していくのではなく、PCを主軸とした店舗運営ができる体制を目指しています。
続きについては、本記事よりご確認ください。
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