医療機関等への情報提供、連携等に関する評価〜調剤(その1) 令和6年度調剤報酬改定
参考記事:薬局の対人業務、敷地内薬局、薬剤師偏在など課題多々医療機関が希望する情報と薬局提供の情報にギャップも
中医協で公開された調剤(その1)についての解説も4回目となりました。今回は、医療機関等への情報提供、連携等に関する評価に関する部分について、調剤報酬改定への影響を考えてみたいと思います。
1.服薬情報等提供料
- 薬局が医療機関へ情報提供する割合は増加しており、医療機関に送付する服薬情報等提供料2の算定が令和3年度以降に特に増加している。情報共有を円滑に行うため、地域で統一様式を定めて取り組んでいる事例もある。一方で、医療機関が求める情報と薬局が提供する情報に差がある。
※薬機法における認定薬局制度は令和3年8月1日施行