薬剤師が知っておきたい「輸液と全身管理」
病院に約8年、調剤薬局に約5年、あわせて13年の薬剤師経験をお持ちの進藤まゆみ(仮名)さんに、「薬剤師専用e-ラーニング<m3ラーニング>」を体験いただきました。※2023年9月30日(土)《m3ラーニング》e-learningサービスを終了いたしました。
今回の講座
『輸液から学ぶ全身管理』
病院薬剤師はもちろん、在宅医療の進展とともに薬局薬剤師も輸液に関する知識やその関連事項の理解が必要になりつつあります。
講座で学べること
・輸液の目的、処方設計の基本について学ぶことができる
・血液循環と水分管理における心臓、肺、腎臓の連携について理解できるようになる
・血液ガスをはじめとする検査値やバイタルサインから患者様の状態を推測できるようになる
受講をおすすめしたい薬剤師イメージ
・初めて輸液を取り扱う薬剤師
・輸液に関する理解をもう少し深めたい薬剤師
・NST活動に関わる予定の薬剤師
・救急医療での全身管理や薬剤師の関わりについて知りたい薬剤師
講座の内容
第1部:輸液から考える『心臓』
輸液について学ぶにあたり理解しておきたい基本事項について確認します。
・体液の区分と水バランス
・NPC/N比とその計算方法
・浸透圧と水分管理
・開始液と維持液の違い
・アルブミンの役割
第2部:輸液から考える『肺』
「輸液を理解すること」=「体の働きを理解すること」です。要となる3つの臓器のうち「心臓」と「肺」について学びます。
・輸液の目的
・心臓の役割と生理機能(Forrester分類、肺循環と体循環、前負荷と後負荷)
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