薬剤師が押さえておきたい「精神疾患の基礎」
病院に約8年、調剤薬局に約5年、あわせて13年の薬剤師経験をお持ちの進藤まゆみ(仮名)さんに、「薬剤師専用e-ラーニング<m3ラーニング>」を体験いただきました。
今回の講座
『心の病気を知ろう!人に教えたくなる精神疾患』
精神疾患の外来患者数は近年大幅に増加しており(※)、他科医療機関、調剤薬局やドラッグストアでも精神疾患を有する患者さんと接する機会が増えました。精神疾患の基本的事項を押さておくことで、より適切な対応が可能となります。
※厚生労働省「第1回これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」資料
講座で学べること
・精神疾患全般の概要を理解できるようになる
・気分障害と統合失調症の症状、生理学的要因、治療薬などについて学ぶことができる
・神経症、心身症や依存症といった主な精神疾患の特徴や治療法について学ぶことができる
・ICD-10、DSM-5について知ることができる
受講をおすすめしたい薬剤師イメージ
・精神科病院・診療所やその門前薬局で働く予定のある薬剤師
・主な精神疾患について復習・再確認したいと思っている薬剤師
・精神疾患に使用する中枢神経系薬に苦手意識のある薬剤師
講座の内容
第1部:精神疾患について 概論、〈気分障害〉うつ病性障害、双極性障害
精神疾患全体について包括的に理解した後、かつては「躁うつ病」「感情障害」と言われていた気分障害の概要とその治療薬について学びます。
・精神疾患の概念と分類(器質性/機能性、心因性/外因性/内因性)
・気分障害
分類:うつ病性障害、双極性障害
成因:病前性格、生理学的要因(モノアミン仮説、受容体仮説、視床下部-下垂体-副腎皮質系の障害)
・症状
・検査・診断・治療
治療薬の特徴と副作用:三環系、四環系、SSRI、SNRI、NaSSA、気分安定薬
第2部:統合失調症
100人に約1人の割合で罹患が確認される統合失調症の概要とその治療薬について学びます。
・統合失調症
分類:単純型、破瓜型、緊張型、妄想型
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