新ゆめごはん、イチビキ野菜のうま煮…慢性腎臓病の助けになる市販食品を味見
この味見記事をいつも読んでいただいている方はだいぶ市販の栄養剤に詳しくなってきたのではないでしょうか。
今回は慢性腎臓病の方に食べてもらえる食事等を入手しましたので、味見をしてみたいと思います。
慢性腎臓病の食事管理の基準
慢性腎臓病の食事管理において、塩分やたんぱく質などは以下の基準が推奨されています。
- 塩分制限(基本は 6.0 g/日未満)
- たんぱく質を控える※
- 十分なエネルギー摂取(おおむね 25~35 kcal/kg/日が推奨される)
※標準的治療としてのたんぱく質制限は、ステージ G3aでは0.8〜1.0g/kg/日、ステージ G3b以降では0.6〜0.8g/kg/日で指導することを推奨 する。糖尿関連腎臓病においても、G3b で末期腎不全への進展リスクが高い場合、もしくは G4 以降で 0.6〜0.8g/kg/日の指導としてもよい。(引用元:CKD診療ガイド2024/一般社団法人日本腎臓学会)
減塩は、慢性腎臓病以外にも高血圧など、色々な疾患の食事療法で登場します。
減塩醤油や減塩カレー、減塩梅干しや調味料など、多くの減塩食品が販売されており、減塩食品とは思えないほど美味しい商品がたくさん販売されています。スーパーやドラッグストアなどでも目にすることも多いのではないでしょうか?
一方で、たんぱく質制限も食事療法では必要であるにも関わらず、たんぱく質を制限した食品は、減塩食品ほど見かけづらいと思います。
今回は、比較をしながら味見を行わないため、★をつける評価ではなく、実際に食べた感想を記載してあります。
それでは、味見をしていきましょう!
新ゆめごはん1/40
日本人といったら米。やっぱりご飯は食事の中心という方も多いと思います。
標準的なお米は、お茶碗1杯のご飯(150g)に含まれるたんぱく質は約3.8g、1日3回ご飯を食べると、それだけで11.4gのたんぱく質を摂取したことになります。
体重50kg、CKDのステージ G3bの方がいたとしたら、たんぱく質の量は0.6〜0.8g/kg/日となり、30〜40g/日しか摂れない計算になります。
1日3回のご飯(白米)だけで、制限の1/3ほど摂取したことになってしまいます。
「新ゆめごはん1/40」は、たんぱく質の量が普通のご飯の1/40と非常に少なくなっており、1パッケージ(180g)に含まれるたんぱく質はわずか0.11gです。1日3回食べても0.33gにしかなりません。
新ゆめごはん1/40の味見
新ゆめごはん1/40、粒が立っている
新ゆめごはんは“うるち米”を用いているので、通常の白米と比べるともっちりとした食感が強いです。
味は白米と比べると甘さが少なくやや薄味で物足りない印象を受けます。
普段とちょっと違うお米って考えると良いかもしれません。
ゆめレトルトひき肉カレー
市販のレトルトカレーの塩分量って知っていますか?
商品にもよりますが1食あたり2g〜3.5gほどの塩分を含んでいるそうです。
中には今回紹介する商品のように減塩を謳っており、1食1gほどの商品も販売されています。
ゆめレトルト「ひき肉カレー」
今回味見を行う「ひき肉カレー」は、たんぱく質が4.7gと少なめのレトルトカレーです。レトルトカレーのたんぱく質量は商品による差が大きく、1食1.5gと非常に少ないたんぱく質量のものもあれば、30g以上含む高タンパクカレーも販売されているので、表示を確認しましょう。
新ゆめご飯にひき肉カレーをかけて食べてみました。
新ゆめごはん1/40・ゆめレトルト「ひき肉カレー」
味見を行ったひき肉カレーは1つの包装あたり1.5gと塩分が少ないですが、市販のレトルトカレーと同じようなしっかりとしたカレーの味で、後味にスパイスが効いており、美味しく感じました。
ただ、新ゆめご飯は、通常の白米と比べるとカレーの味が馴染みにくく、カレーはカレーの味、ご飯はご飯の味と、両者の味が若干分かれて薄味に感じました。
※息子がものすごい勢いで新ゆめご飯・ひき肉カレーを食べていたので、辛すぎない食べやすい味だと思います。
イチビキ「おふくろの味」シリーズ
イチビキ「おふくろの味」シリーズ「野菜のうま煮」「れんこんのきんぴら」
イチビキの「おふくろの味」シリーズ。塩分量がコントロールされている1回分の食べ切りサイズのお惣菜です。
まずは「野菜のうま煮」を試食してみました。