「ビラスチンとレボセチリジンの併用」について耳鼻咽喉科医が回答
処方箋や投薬に関する薬剤師の疑問のうち、疑義照会で解決しづらいものについて、m3.com医師会員<エキスパート>からの回答を掲載します。
Q.ビラスチンとレボセチリジンの併用
ビラスチンとレボセチリジンが併用で処方されているケースがあり、患者への聴取では「以前からこの飲み方で継続している」とのことでした。
原則として抗ヒスタミン薬同士の併用は行わない認識であったため、念のため疑義照会を行ったところ、処方医より継続可との回答をいただきました。
このような第2世代抗ヒスタミン薬同士の併用は、実臨床において一般的に行われることがあるのでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。
たまご/30代/薬局勤務
3名の「耳鼻咽喉科」医師の回答を紹介します。
医師回答のまとめ
第2世代抗ヒスタミン薬同士の併用は実臨床でみられることがありますが、一般的・標準的な併用ではなく、保険上認められない場合もあります。皮膚科では併用されることもあるため、疑義照会で処方意図を確認することが重要です。
耳鼻咽喉科先生の回答
個人的にはあまり併用しません。皮膚科では併用されることが多い印象です。併用するにしても抗ヒスタミン薬とロイコトリエン拮抗薬など種類を変えて併用します。
40代/無床診療所/耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科先生の回答
結論として、第2世代抗ヒスタミン薬同士の併用を実臨床で見かけることはありますが、標準的に積極推奨される組み合わせというよりは、個別判断で行われている印象です。
当院では、同効薬の重複よりも、抗ロイコトリエン薬や鼻噴霧用ステロイド薬など、症状に応じて作用機序の異なる薬剤を併用する方針としています。
30代/無床診療所/頭頚部・耳鼻いんこう科