「在宅訪問の情報提供書で重視している内容」について内科医が回答
処方箋や投薬に関する薬剤師の疑問のうち、疑義照会で解決しづらいものについて、m3.com医師会員<エキスパート>からの回答を掲載します。
Q. 在宅訪問の情報提供書で重視している内容は?
在宅患者に関する情報提供書について、訪問診療の実務において特に有用と感じられる情報はどのような内容でしょうか。薬剤師からの情報共有のうち、優先度が高い項目についてお聞かせいただけますと幸いです。 40代/薬局勤務
3名の「内科」医師の回答を紹介します。
医師回答のまとめ
服薬状況や残薬、副作用、服薬管理上の問題など、処方箋だけでは分からない情報が重要です。腎機能・肝機能などの検査値に加え、残薬日数や次回の訪問診療までに必要な処方日数、具体的な処方提案も有用です。
呼吸器・集中治療先生の回答
在宅診療では、服薬状況や残薬、副作用、服薬管理の問題など、処方箋だけでは分からない情報を重視します。特に、問題点に加えて減量・中止・剤形変更など具体的な提案があると有用です。
30代/臨床研究中核病院/呼吸器・集中治療
一般内科先生の回答
腎機能、具体的にはクレアチニンとeGFRの値は気になります。腎機能によって、用量調整が必要な薬剤もそれなりにありますし、在宅で高齢の患者さんだと、複数の薬剤が処方されるケースも多いと思うので。肝機能については、採血データの結果があるとよいです。脂質異常系の内服薬は、肝機能によってロスバスタチンにするかピタバスタチンにするかなど、選択肢が違ってくるので。
50代/無床診療所/一般内科