外用薬でも妊婦禁忌!「ディフェリンゲル0.1%」処方時の服薬指導のポイント
「ディフェリンゲル」のヒヤリハット事例
| 対象の薬 | ディフェリンゲル0.1% |
|---|---|
| 医師の指示 | イオウ・カンフルローション 「東豊」 |
「ディフェリンゲル」のヒヤリハット事例の詳細
久しぶりに来局した20歳代女性患者の処方箋を応需した。患者は尋常性ざ瘡と診断され、「ディフェリンゲル0.1%」が処方された。
患者には、1年以上前にディフェリンゲル0.1%の処方歴があった。薬剤師が、交付時に妊娠の有無について確認したところ、現在妊娠中であり、そのことを処方医には伝えていなかったことがわかった。
ディフェリンゲル0.1%は、妊婦又は妊娠して いる可能性のある女性に禁忌であるため疑義照会を行った結果、『イオウ・カンフルローション 「東豊」』に変更となった。
薬剤師の対応
Point 1
尋常性ざ瘡と診断された20歳代女性患者の処方箋を応需した。「ディフェリンゲル0.1%」が処方されていた。患者には、1年以上前にディフェリンゲル0.1%の処方歴があった。
Point 2
薬剤師が、交付時に妊娠の有無について確認したところ、現在妊娠中であり、そのことを処方医には伝えていなかったことがわかった。
Point 3
ディフェリンゲル0.1%は、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に禁忌であるため疑義照会を行った結果、『イオウ・カンフルローション 「東豊」』に変更となった。
ヒヤリハットを防ぐ「ディフェリンゲル」の知識
「ディフェリンゲル0.1%」は、妊娠または妊娠している可能性のある女性への投与は禁忌です。動物実験において、経皮投与(ラット、ウサギ)では奇形の発生は認められていませんが、過剰肋骨の発生頻度増加が報告されています。
また、経口投与(ラット、ウサギ)で催奇形作用が報告されています。妊娠した場合、あるいは妊娠が予想される場合には、医師に知らせるよう指導しましょう。
さらに、授乳中の女性の場合には、治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討してください。