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わたしの転職体験インタビュー

更新日: 2025年2月28日 薬剤師コラム編集部

職場の理解が得られない…男性育休はいばらの道、転職で知る自分の市場価値

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男性の育休取得をきっかけに転職を決意した、ふまたんパパさん。職場の育休取得の理解や転職活動のリアル、そして現在の職場につながる出会いとは? 転職の決め手や今後のキャリアプランについても語っていただきました。

ふまたんパパさん流<転職の処方箋>

その1. 限界を感じたら転職を検討

その2. エージェントへの相談は自分の「市場価値」を知るチャンス

その3. オンラインより、積極的に足を運んで人と会おう!


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男性の育休取得の壁と転職を決意した理由

ふまたんパパさんは災害支援薬剤師の資格をお持ちですね。

ふまたんパパ
そうなんです。地元で地震が発生した年に大学に入学し、2年ほどボランティア活動をしながら通学していました。実家も豪雨災害で被災し、床下浸水したのです。災害とは深い関わりのある人生を送ってきたので、災害支援薬剤師の資格を取得しました。

育休取得をきっかけに転職されたそうですが、当時の状況や男性の育休取得の現状について教えてください。

ふまたんパパ
子どもが生まれ、保育園への入園を考えた時に、今の職場では急な呼び出しに対応できないことや、育休が取りにくい状況があったため、転職を考えました。

就職活動の面談時には「育休を取得したい」と伝えていましたが、実際に申請しようとすると、なかなか受け入れてもらえませんでした。希望していた時期に取らせてもらえなかったり、時期をずらして取るように指示されたり…。また、育休取得中の同僚に対しては有給の取得を制限するような指示がありました。
当時勤めていたのは小規模な病院だったので、これまで長期の育休を取得した前例がなかったことも影響していたのかもしれません。

男性薬剤師全体の育休取得について把握しているわけではありませんが、自分の知る範囲でいえば、とくに管理薬剤師などの役職者は、育休を取得しづらい状況にあるように思えます。
また、取得しても実際には業務の連絡が頻繁に入るなど、「取るだけ育休」になりがちな現状もあります。

男性が育休を取得するかどうかに関わらず、積極的に家庭に関わることで、結果的に「男性も育休を取りたい」と思える環境になるのではないかと感じていますね。同時に職場全体で産休・育休が男女問わず取得しやすくなるよう、上司を含めた環境整備が進むことを願っています。

初めての転職活動。勉強会での発言が転職のチャンスに!

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転職活動は今回初めてでしたか? どのように現在の職場と出会ったのかうかがえますか。

ふまたんパパ
薬剤師として3年目を迎えたころで、転職活動自体は初めてでした。
転職を考えていたころ、懇親会も兼ねたある勉強会に行き、そこで知り合った薬局の社長とご縁があり、スカウトしていただいたのです。

実はその勉強会で新人として意見を求められる場面がありました。
私はその会の入会手続きが、ネットに慣れている今の若者にとって非常に面倒だと感じたんです。何度も郵送でやり取りしたり、FAXでの申請が必要だったり…。そこで私は、お偉い方たちがたくさんいらっしゃる中で発言したのです。

「今どきFAXを持っている人も少ないし、郵送も手間がかかるばかりです。そこまでして入会したいと思う人は少ないのでは?」と。
すると、その発言がきっかけで会の規約が変わり、メールやGoogleフォームでの入会が可能になったんです。

自分の発言が注目を集めたのか、その会に来られていた病院や薬局経営者と知り合うことができ、何人かの方々からありがたいことに「うちで働かないか?」と誘っていただきました。それから皆さんと食事や登山をご一緒する仲に。
転職を考えた時、エージェントに登録しましたが、最終的にその会で出会った方の職場に決めました。

勉強会で転職につながる出会いがあったのですね。現在の職場を選んだ決め手を教えてください。

ふまたんパパ
先ほど話した勉強会に出席されていた他の経営者の方から「彼(現在勤めている薬局の社長)だったら、男性でも育休取得は可能だよ」と太鼓判を押していただいたことも理由の1つです。

男性の育休取得に理解があったことや、自分がやりたいことを実現できる環境だと感じたことも大きいですね。指導薬剤師の先輩方も多く、将来的なキャリアパスも描きやすいと思いました。
実際に働き始めると、職場の風通しがよく、人間関係も良いです。

自分の「市場価値」を知るにはエージェント登録が有効。転職成功のカギは「人に会うこと」

今後のキャリアプランを教えてください。

ふまたんパパ
学生指導に興味があるので、認定薬剤師の資格を取り、学生実習に携われるようになりたいです。

また、子どもが小学校に上がる頃には小学校の学校薬剤師になっておきたいという夢もあります。学校の体育館で薬の話をする時に子どもの同級生がいるなかで「あれは僕のパパだよ」と息子が言えるのはとても誇らしいことだし、親がどんな仕事をしているのかがわかるという意味でも良い機会だと思います。

将来は 在宅医療にも力を入れていきたいと考えています。医師と一緒に訪問できるような知識を持った薬剤師を増やしていきたいですね。

転職を考えている薬剤師には、どんなアドバイスをされますか?

ふまたんパパ
実際に転職を経験した人の話を聞くことが一番の近道だと思います。
病院勤務の経験があるか、異なる業界で働いてきた経験が今の仕事にどう活かされているかなど、直接話を聞くことで具体的なイメージが湧きます。積極的に情報収集をし、さまざまな人と交流することをおすすめします。

また、エージェントを利用することで、自分の「市場価値」を知ることができるのも大きなメリットです。私も登録してオンラインでやり取りしましたが、対面する時間を作らなくてもよい点は便利に感じました。

ただ、オンラインは手軽ですが、対面で話すと、得られる情報量が格段に違います。少し面倒でも直接足を運ぶことで、思わぬ良い出会いがあるかもしれません。

ふまたんパパさんの経歴

2022年3月 国立K大学 卒業
2022年4月 K病院 入職
2022年8月 結婚
2023年7月 第一子出産
2024年4月 T薬局へ転職

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薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

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