市販の『ロキソニンS』と医療用の『ロキソニン』、違いは?
OTC医薬品の『ロキソニンS』は、医療用の『ロキソニン』と比べて、製剤上どういった違いがあるか。
- 1錠あたりの「ロキソプロフェン」の量が少ない。
- 有効成分が「アセトアミノフェン」になっている。
- 解熱鎮痛薬だけでなく、制酸薬も配合されている。
- 水なしで飲めるように工夫されている。
- 製剤上の違いはない。
回答・解説
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OTC医薬品の『ロキソニンS』と医療用の『ロキソニン』は、どちらも1錠あたり「ロキソプロフェン」を60mg含む、同じ製剤です。そのため、うっかり併用すると「ロキソプロフェン」の過量摂取になる恐れがあります1)。
制酸薬が配合されたものは『ロキソニンSプラス』という名前で、別商品として販売されています。また、市販薬には水なしでも服用できる『ロキソプロフェンT液』というシロップ剤もあります。
なお、OTC医薬品の『ロキソニンS』は1日の上限量が2錠(120mg)と、医療用のものより少なめに設定されている1)ことにも注意が必要です。
【参考文献】
1)各医薬品添付文書
※本クイズの内容は2021年11月作成時点のものであり、ご覧頂いた時点で最新情報ではない可能性がございます
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