Dr.竜平の服薬コンプライアンス

医師が意識しにくい、一包化の落とし穴

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高齢化が進むにつれて、服薬コンプライアンス不良な患者が急激に増加しています。理由としては本人の病識の無さや認知機能の問題、家族の理解などが挙げられます。
私は内科医として、そういった背景を考慮しつつ、薬剤師と相談し、いかにして内服していただくか、処方を調整することがあります。また一包化や服薬カレンダーを用いて内服忘れや過剰内服を防ぐ指導もしています。
本シリーズでは、クリニックの副院長として働く内科医の私が、日々、診療の現場で考える「服薬コンプライアンスの課題」と、薬剤師に期待することをお伝えします。

今回は、恐らく医師があまり意識していない問題について取り上げます。

薬剤数が多いため一包化、ところが思わぬ落とし穴が

先日、勉強になった体験をしました。

患者さんは90歳近い女性で息子夫婦との同居に伴い当院へ通院を開始しました。初診は前医からの処方(降圧薬、痛み止め、胃薬、眠剤など7種類ほど)を継続することとし、薬剤数も多いため一包化処方としました。

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