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どうなる!? 2025年の薬局薬剤師

更新日: 2017年3月21日

第3回 いまだ調剤薬局の在り方が問われるのはなぜか?

第3回 いまだ調剤薬局の在り方が問われるのはなぜか?の画像

 刻一刻と薬局、薬剤師の状況が変化する現代で、薬剤師の将来を予測し、起こりうる問題を提起する連載企画。今回は、医薬分業から40数年たった今、薬局ができることとは何かを考えます。

(参考)厚生労働省【患者のための薬局ビジョン】 

薬剤師の本質は?いまこそ必要な「原点回帰」

 薬局とは何か、薬剤師とは――。これまで様々な場面で問いかけられてきたテーマですが、今後の在り方を考えるうえで今こそ原点に戻って足元を固めるべきではないでしょうか。
 診療報酬・介護報酬の同時改定を来年に控え、調剤報酬点数の行方に関心が集まっています。(第2回大予測!2018年診療報酬はどう変わる?)薬局経営に大きく影響するだけに関心を持つのは当然ですが、薬局や薬剤師の本質からすれば、点数自体は枝葉にすぎません。点数のみに拘泥するならば改定のたびに右往左往しなければなりません。
 薬局・薬剤師を取り巻く情勢は従来と大きく変わりました。パラダイムシフトが起こっているのです。そうした状況にあっては、まずは原点回帰が重要です。薬局・薬剤師の足元を固め、いかなる事態があっても対応できる基盤、すなわち薬局を運営する上での理念やビジョンを明確にし、それを全員が共有し、業務遂行の規範とすることが重要です。

医薬分業から40数年…いまだ調剤薬局の在り方が問われるのはなぜ?

 薬局・薬剤師業務や分業の在り方は、その都度問題が指摘されながら、本質的な問題については何ら変わっていません。分業元年以降、薬局の対応はまさにこの繰り返しであったと言ってもよいでしょう。その結果、どうだったでしょうか。分業元年以降、40数年も経過したにもかかわらず、いまだに薬局調剤の在り方が問われているのはなぜでしょうか。批判を恐れずに言えば、日本の分業が処方せん調剤という形式に走り、本来の趣旨を素通りしたまま経過してきたからではないでしょうか。「仏作って魂入れず」の状態が延々と続いてきたのです。>

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藤田 道男 ふじた みちお

中央大学法学部卒。医薬関係の出版社、(株)じほう編集局に勤務し、各種媒体の編集長を歴任。退職後フリーの医薬ジャーナリストとして取材・執筆、講演活動を行う。
2010年、薬局薬剤師の教育研修のために一般社団法人「次世代薬局研究会2025」を立ち上げ、代表を務める。
主な著書は『2025年の薬局・薬剤師 未来を拓く20の提言』『かかりつけ薬局50選』『残る薬剤師 消える薬剤師』など多数。
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