2022年11月16日薬価収載の報告品目・新キット9製品
参考記事
日本化薬のベバシズマブBS、MTX皮下注製剤・メトジェクト 11月16日発売 報告品目・新キット製品が11月16日に薬価収載
新剤形、新規格などの報告品目・新キット製品が11月16日付で収載された。この中には抗がん剤・アバスチンの4剤目のバイオシミラーとなる日本化薬のベバシズマブBS点滴静注「CTNK」や、日本メダックの関節リウマチを対象とした国内初の自己投与可能なメトトレキサート(MTX)皮下注製剤・メトジェクト皮下注、協和キリンの持続型G-CSF製剤・ジーラスタの自動投与デバイス――が含まれる。
2022年11月16日付で新医薬品の薬価収載が行われましたが、同日付で報告品目・新キット製品の薬価収載も行われています。
1、マヴィレット配合顆粒小児用
製品名 | マヴィレット配合顆粒小児用 |
---|---|
成分名 | グレカプレビル水和物/ピブレンタスビル |
効能・効果 | C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善 |
用法・用量 | 〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2) のC型慢性肝炎の場合〉 通常、3歳以上12歳未満かつ体重45kg未満の小児には、グレカプレビル及び ピブレンタスビルとして下記の体重別の用量を1回量とし、1日1回、食後又は 食事とともに経口投与する。投与期間は8週間とする。なお、C型慢性肝炎に 対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることができる。 12kg以上20kg未満:3包(グレカプレビルとして150mg及びピブレンタスビル として60mg) 20kg以上30kg未満:4包(グレカプレビルとして200mg及びピブレンタスビル として80mg) 30kg以上45kg未満:5包(グレカプレビルとして250mg及びピブレンタスビル として100mg) 〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2) のC型代償性肝硬変の場合〉 〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2) のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合〉 通常、3歳以上12歳未満かつ体重45kg未満の小児には、グレカプレビル 及びピブレンタスビルとして下記の体重別の用量を1回量とし、1日1回、 食後又は食事とともに経口投与する。投与期間は12週間とする。 12kg以上20kg未満:3包(グレカプレビルとして150mg及びピブレンタスビル として60mg) 20kg以上30kg未満:4包(グレカプレビルとして200mg及びピブレンタスビル として80mg) 30kg以上45kg未満:5包(グレカプレビルとして250mg及びピブレンタスビル として100mg) |
製造販売元 | アッヴィ合同会社 |
マヴィレット配合顆粒小児用は、C 型肝炎ウイルス(HCV:hepatitis C virus)NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤のグレカプレビル水和物とNS5A阻害剤のピブレンタスビルを配合した直接作用型抗ウイルス薬(DAA:Direct Acting Antiviral)です。3歳以上12歳未満の小児に対する適応が追加されたことに伴い、小児用製剤が登場しました。