• 薬剤師
  • コラムが読める

薬剤師業界が変わる!2018年度調剤報酬改定

更新日: 2018年2月28日

第1回 調剤報酬改定2018のポイント解説

第1回 調剤報酬改定2018のポイント解説の画像

 次々とトピックスが報じられる2018年度調剤報酬改定点について、医薬ジャーナリストの藤田道男氏に解説いただきます。
第1回目は薬剤師が必ず押さえておきたい、主要な改定点のまとめをお届けします。

(参考)厚生労働省【令和2年度診療報酬改定について】 


 中医協は2月7日、2018年度診療報酬改定を答申しました。調剤報酬については、大型門前薬局の評価引き下げを主眼とした調剤基本料、基準調剤加算の廃止に伴う地域支援体制加算の新設、かかりつけ薬剤師の評価など、全体として「対人業務」「医療機関等との連携」を重視した内容になりました。

「調剤基本料」の大幅減算、新設された「地域支援体制加算」は要実績

 調剤基本料関係・調剤基本料

 調剤基本料はこれまでの6区分から「基本料1」、「基本料2」「基本料3」「特別基本料」の4区分に再編。 「基本料2」は「月2000回超」における集中率を90%から85%に引き下げ。 4000回超の場合、医療モール等におけるすべての医療機関からの処方箋を合算、門前薬局の場合も同一グループの保険薬局分を合算することになりました。
 「基本料3」は同一グループの保険薬局の受け付け回数が「4万回超、40万回以下」と「40万回超」に区分。集中率は「85%超」に引き下げ、それぞれ20点と15点となりました。 「特別調剤基本料」は「医療機関と不動産取引等特別な関係にある保険薬局で集中率95%超」のいわゆる敷地内薬局が相当します。
 医療資源が少ない地域の薬局に対する特例除外については、特定の区域に医療機関が10施設以下で200床以上の病院が存在しないことに加え、処方箋受け付け回数が月2500回を超えない場合に適用されます。
 調剤基本料の25%減算だった未妥結減算ルールは、「かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能に関する業務を実施していない場合」の50%減算に統合。「単品単価契約率」や「一律値引き契約に係る状況」を報告しなかった場合も同様に調剤基本料の50%が減算されます。 これまで以上に購入価格交渉での透明化が求められそうです。
 またかかりつけ薬剤師業務などの実績がある場合は「基本料1」に復帰できた「特例除外」が廃止されました。

SNSなどの外部サービスアカウントでログインされた方にコラム新着記事をお届けします。
メールマガジンの配信に同意の上、ログインしてください。

※メールマガジンはいつでも配信停止することができます。

※ご登録いただいた個人情報は、 個人情報保護方針に則り厳重に管理いたします。 利用規約はこちら。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

藤田 道男の画像

藤田 道男 ふじた みちお

中央大学法学部卒。医薬関係の出版社、(株)じほう編集局に勤務し、各種媒体の編集長を歴任。退職後フリーの医薬ジャーナリストとして取材・執筆、講演活動を行う。
2010年、薬局薬剤師の教育研修のために一般社団法人「次世代薬局研究会2025」を立ち上げ、代表を務める。
主な著書は『2025年の薬局・薬剤師 未来を拓く20の提言』『かかりつけ薬局50選』『残る薬剤師 消える薬剤師』など多数。
QRコード 薬キャリLINE

「薬剤師タイプ診断」や「薬剤師国家試験クイズ」薬剤師の最新情報や参考になる情報を配信中!右のQRコードから登録をおねがいします!

キーワード一覧

薬剤師業界が変わる!2018年度調剤報酬改定

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

19万人以上の薬剤師が登録している、日本最大級の医療従事者専用サイト。ご利用は全て【無料】です。

薬剤師コラムを読む

SNSなどの外部サービスアカウントでログインしていただくと、「薬剤師コラム(一部除く)」をお読みいただけます。

SNSアカウントでログインされた方にコラム新着記事をお届けします。メールマガジンの配信に同意の上、ログインしてください。

※メールマガジンはいつでも配信停止することができます。

※ご登録いただいた個人情報は、 個人情報保護方針に則り厳重に管理いたします。 利用規約はこちら。

m3.comすべてのサービス・機能を利用する

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

m3.com会員としてログイン

ログインID

パスワード

ID・パスワードを忘れた方はこちら

注目のキーワード