「狭心症治療における内服薬の処方意図」について循環器内科医が回答
処方せんや投薬に関する薬剤師の疑問のうち、疑義照会で解決しづらいものについて、m3.com医師会員<エキスパート>からの回答を掲載します。
Q.狭心症治療における内服薬、処方の基準や使い分けのポイントは?
40代/薬局勤務
狭心症患者への内服薬の処方として、「ジルチアゼム徐放カプセルを分3で使用」「ジルチアゼム錠と徐放カプセルを交互に切り替え」「アイトロールやニトロール、シグマートを併用する」などさまざまなものを目にします。処方ごとの意図や使い分けの基準があればご教示いただきたいです。
6名の「循環器内科」医師の回答を紹介します。
医師回答のまとめ
狭心症の内服治療は病型や発作時間帯に応じて使い分けられます。冠攣縮性ではジルチアゼムが基本で、徐放剤の分2投与や投与時間の調整も検討されます。各薬剤の併用は、硝酸薬の耐性回避や労作性の混在、発作コントロールが不十分といった理由で行われますが、同系統の併用は一般的ではないでしょう。