薬剤師の希少でレアな求人8選!仕事の探し方や転職のポイントも
薬剤師は専門性の高い国家資格ですが、実際の勤務場所は調剤薬局や病院などに限られています。
薬剤師としてのキャリアに新たな可能性はないのだろうか、そんなふうに考えている方もいるのではないでしょうか。
調剤薬局や病院勤務だけが薬剤師の働き方ではありません。数が多くはありませんが、薬剤師としての専門知識を活かしながら自分らしく働ける職場はあります。
ただ、これらの求人は非常にレアであるため、情報収集や準備が鍵となります。
この記事では、そんな希少でレアな薬剤師求人を厳選してご紹介します。
これからの働き方を考える参考にしてください。
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薬剤師の希少でレアな求人8選
薬剤師としてのキャリアを考える際、一般的な調剤薬局や病院勤務以外にどんな職があるのでしょうか。また、希少でレアな求人にはどのような特徴があり、どのような準備が必要なのでしょうか。
ここからは希少でレアな求人8つをご紹介します。
1.企業内診療所
薬剤師が働く職場としては病院がすぐに思い浮かびますが、企業内診療所という選択肢もあります。
企業内診療所は、大手企業が従業員の健康管理を目的に、企業のなかに設置する診療所のことです。
大企業のなかには、その企業の名前がついた総合病院を開設しているところがありますが、企業内診療所はそれとは違い、受診できるのは原則として従業員のみです。
求人が非常に少なく、主に一部上場企業が対象となるため、希少性が高い仕事です。
2.化粧品メーカー
薬剤師の専門性を活かして一般企業で働きたいと思う人には、化粧品メーカーは魅力的な職場です。
化粧品メーカーでは、製品開発や品質管理で薬剤師が活躍しています。特に化粧品の成分分析や安全性評価などで専門知識を活かすことができます。
また、一般企業なので、土日休みで長期休暇があったり、福利厚生が充実したりしているのもメリットです。
3.学校薬剤師
学校薬剤師は、学校に赴いて、学校内の衛生状態や薬品の管理をチェックしたり、子どもたちへの薬物教育を担当したりします。
日本国内の大学を除くすべての学校には、学校保健安全法によって、学校医や学校歯科医とともに学校薬剤師を配置することが義務づけられています。
ただ、常勤ではなく報酬も少ないため、本業がある薬剤師が副業として携わることが多くなっています。収入のためというより、社会貢献的な面が強い仕事だといえます。
4.物流センター
薬剤師を必要としている一般企業のひとつが医薬品の保管や出荷を行う物流センターです。
薬を扱う場所には管理薬剤師を配置するように法律で定められているため、医薬品を扱う物流センターでは、医薬品の管理を行う管理薬剤師の配置が必須なのです。
物流センターで働く薬剤師は、医薬品の在庫管理や入荷・出荷に関わる業務を行います。勤務時間が一定で、土日が休みであることも魅力です。
定年退職後の再就職にもおすすめの職場です。
5.麻薬取締官
麻薬取締官は国家公務員として麻薬や覚せい剤、大麻などの違法薬物の取り締まりを行う特別司法警察職員です。青少年が薬物に手を出すことを防ぐための薬物乱用防止活動なども行っています。
薬剤師免許を取得している薬剤師は、国家公務員試験を受験しなくても麻薬取締官に応募することができるのでアドバンテージがあります。
しかし、採用人数が非常に少ないので狭き門となっています。
6.オンライン服薬指導
コロナ禍のなかで、医療現場でもオンライン診察が広がり、それに伴ってオンライン服薬指導も注目を集めています。
オンライン服薬指導は、薬剤師がビデオ通話アプリを使って患者に服薬指導を行うサービスです。
オンライン服薬指導は、従来は薬局内で行うことが基本でしたが、現在では薬局以外の場所でオンライン服薬指導を行うことができるようになっています。自宅からリモートワークとしてオンライン服薬指導を行うことも可能です。
オンライン医療の広がりに伴って、薬剤師のリモートワークも増えると予想されます。
7.メディカルライター
メディカルライターは、医療情報や医薬品の説明書などの執筆業務を担当するライターのことです。
医薬品会社などで薬事申請などに用いる文書などを執筆するライターと、ウェブ上で一般の読者向けに医療関係の記事を書くライターがあります。
薬剤師としての専門知識とともに、その内容をわかりやすく文章化する能力が必要となります。在宅勤務も可能な柔軟な働き方が魅力です。
8.予備校講師
予備校講師は、薬剤師の国家試験対策の予備校講師として、現役薬学生や国家試験に合格しなかった人への指導を行う仕事です。
主な仕事は、薬剤師国家試験対策の講義、模擬試験の採点、生徒の勉強のサポート、薬剤師国家試験の分析などがあります。
人に教えるのが得意、学校の先生に憧れていたという人に向いていると言えます。
薬剤師の希少でレアな求人の探し方
ここまで紹介してきた希少でレアな求人は、普通に転職活動をしているだけでは見つけづらいことがあります。
希少であっても見落とすことなく効率的に求人を探すためには、次のようなことを意識しましょう。
転職エージェントを利用する
希少な求人を探したいと思っている方には、薬剤師専門の転職エージェントに登録することがおすすめです。
転職エージェントは、薬剤師に関する多くの情報を持っているので、自分で活動しているだけではわからない求人も紹介してもらえます。
特に、希少で人気の高い求人の場合、一般的な求人サイトには掲載されず、非公開求人となっていることも多くなっています。
あらかじめ希望を伝えておけば、そのような非公開求人も紹介を受けることができるでしょう。
また、全国規模の転職エージェントであれば、地元以外のレアな求人についても知ることができます。
知人の紹介やネットワークを活用する
希少でレアな求人の場合、薬剤師同士のネットワークや知人から情報提供してもらう方法も有効です。
たとえば、学校薬剤師の採用は、それまで勤務していた薬剤師が辞めた欠員補充として行われます。地域の薬剤師会に入っていれば、空きが出たときに情報も早く入り、優先的に紹介してもらえます。
インターネットで探す
メディカルライターの仕事などは、インターネットを通して探すことがメインになります。
その場合は、一般的な求人サイトよりも、クラウドソーシングサービスを利用すれば、多くの仕事を探すことができるでしょう。クラウドソーシングサービスは、気軽に登録して、仕事を探せるのがメリットです。
また、オンライン服薬指導などに関しても、次々に新しいサービスが登場しています。
インターネットで情報収集をしながら、気になるものがあればその企業にネット上でアプローチしていくようにしましょう。
薬剤師が希少でレアな求人を探すときの注意点
希少でレアな求人を探したり、求人に応募したりするには、一般的な就職活動や転職活動とは違うハードルがあります。実際に活動する際の注意点についてみていきましょう。
希少でレアな求人のハードルは高い
希少でレアな求人は希少性が高いぶん、まず求人を見つけることが大変です。
また、一般企業で勤務条件がいい場合、競争率も高くなるため、あらかじめ十分な準備をしておくことが必要です。
求人のある地域を把握する
これまで紹介した希少でレアな求人には、メディカルライターのように地域を問わず働けるものもありますが、逆にその仕事がある地域が限られるものもあります。
たとえば、企業内診療所は大企業の本社に設置されていることが多いため、地方ではそもそも求人が存在しないということになります。
地域によって求人の状況が異なるため、自分が働きたい場所でチャンスがあるかはきちんと確認しましょう。
もし、地元に希望の求人がない場合、転居も可能なのかも含めて検討が必要になります。
なぜその仕事をしたいのかを再確認する
希少でレアな求人のハードルは高いため、ただなんとなく調剤以外の仕事をしてみたい、土日休みで定時で帰れる仕事がしたい、と思っている程度では、転職が難しいのが実情です。
なぜその仕事がしたいのかを再確認し、面接でもきちんとその思いが伝えられるように準備をしていきましょう。
自己分析を行い、転職に必要な準備をする
なぜその仕事に就きたいかを明確化したら、自分の強みや弱点を整理して自己分析を行いましょう。
薬剤師として自分が持っている専門性を棚卸しし、研究の分野に興味がある、人と接するのが好き、社会貢献への思いが強いといった、スキル以外の部分も整理しておきます。
そのうえで、試験があるものには試験対策をするといった、転職に必要な準備をしていくことが大切です。
希少でレアな求人以外にも対象を広げるのもおすすめ
調剤薬局や病院以外で働きたいと考えた場合、希少でレアな職種で働くのは難しいのが実際です。
しかし、これまで紹介したような希少求人にこだわらず、薬剤師業界での求人数が比較的多い仕事にも目を向けることで選択肢が広がります。
ここでは、そのような求人をご紹介します。
MR(医薬情報担当者)
MR(医薬情報担当者)は、製薬会社で医療機関への情報提供活動を行う仕事です。製薬会社の営業職的な位置づけとなります。
また、医療現場で生じた治療上の疑問や薬剤に関する悩みを会社のスタッフに伝え、製品開発の参考にしてもらうことも重要な業務です。
MRは営業職のため、そのMR個人の能力で給与が決まります。売上を上げればインセンティブがつき、大幅な給与アップが期待できることは大きな魅力です。ただ、そのぶん厳しさもあると言えます。
治験関連業務(CRA・CRC)
医薬品の開発過程で欠かせない治験に関する仕事も、薬剤師の資格を活かして働く選択肢となります。
治験関係の仕事には、CRAとCRCがあります。
CRAは「臨床開発モニター」のことを指します。
治験が医療機関等で正しく行われているかどうかチェックする、いわゆるモニタリングが主な役割です。
CRCは「治験コーディネーター」のことを指します。
CRCは、実際に治験を実施する医療機関で、治験を受ける被験者と製薬会社、担当医師との間に立って、治験がスムーズに進むように調整やサポートを行います。
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まとめ
調剤薬局や病院といった医療現場に仕事が集中している薬剤師にとって、希少でレアな求人は魅力的です。ただ、そのぶん競争率も高く準備が必要です。
実際に転職を考える際には、転職エージェントや薬剤師の間のネットワーク活用などさまざまな方法で情報収集し、自分に合ったキャリアパスを見つけていきましょう。また、視野を広げれば、薬剤師の専門性を活かしながら新たな可能性も開けます。
この記事を参考に、自分の働き方について考えてみてはいかがでしょうか。
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