患者クレーム「薬が1錠足りない!」規格違いによる患者の不安を防ぐ対応術
薬剤師の皆さん、初めて当薬局を利用される患者さんから、「薬の数が減った気がする」というお問い合わせを受けたことはありませんか?
実はこれ、調剤ミスではなく、薬局ごとの「採用医薬品の規格」の違いによって起こることがあります(100mg 2錠→200mg 1錠)。
しかし、以前2錠だった薬を1錠で調剤すると、患者さんは「数が足りない!効き目が半分になるのでは?」と不安になってしまいます。 今回は、こうした「薬局の裏事情」による見た目の変化を、患者さんにどう分かりやすく説明するかを解説します。
セレコキシブ、アムロジピン、タムスロシン塩酸塩OD錠を処方された患者さんの背景
<患者さんのデータ>
70代男性 Dさん
<処方内容>
タムスロシン塩酸塩OD錠0.2mg 1錠
アムロジピン錠5mg 1錠
朝食後
セレコキシブ錠200mg 2錠
朝・夕食後
患者さんの問い合わせ「セレコキシブの数が足りないみたいです…!」
「すみません、さっきそちらでお薬をもらったDですけど…。家で確認したら、夕食後の袋に1錠しか入っていないんです。
前の薬局では、夕食後はいつも2錠入っていたはずなんです。 先生の処方はずっと同じはずなのに、数が減っているのはおかしくないですか? 入れ忘れじゃないかと心配で…」
以下から患者さんの問い合わせに最適な返答を選んでください。
- 「当薬局では200mg錠を採用しており、1錠で以前の2錠分と同じ成分量となります。処方箋の指示通りに調剤しており、薬効にも全く問題ございませんので、そのまま安心して服用していただいて大丈夫ですよ。」
- 「ご帰宅後にご心配をおかけし、申し訳ありません。ずっと2錠だったお薬が1錠になっていれば、数が足りないと不安になりますよね。すぐに手元の記録を確認いたしますので、詳しく状況をお伺いできますか。」
- 「大変申し訳ございません。夕食後のお薬が1錠不足しているとのことで、多大なご迷惑をおかけしました。すぐに不足分の1錠をご自宅までお届けし、お詫びとともに改めてお薬のご説明をさせていただきます。」
回答と解説